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保険

子どもの医療費(2026年)

都道府県別の子どもの医療費データ

全国平均データ

区分月額(目安)
節約型(低め)0円
平均的3,000円
ゆとり型(高め)1.0万円

費用の内訳

自己負担分1,500円

全体の約21%

薬局代500円

全体の約7%

予防接種(任意)3,000円

全体の約43%

歯科2,000円

全体の約29%

詳細解説

子どもの医療費は多くの自治体で助成制度が充実しており、日常的な通院ではほとんどお金がかからないイメージがあるかもしれません。確かに全国の約9割の自治体が何らかの子ども医療費助成制度を設けていますが、その内容は自治体ごとに大きく異なります。東京23区の多くは高校卒業(18歳の年度末)まで通院・入院ともに自己負担ゼロですが、一部の自治体では1回200〜500円の自己負担がかかったり、所得制限があったり、対象が小学校卒業までだったりします。つまり、同じ年齢の子どもでも住む場所によって医療費が年間0円〜数万円と差が出るのです。特に注意が必要なのが「医療費助成の対象外」になる費用で、任意の予防接種(インフルエンザ:1回3,000〜4,000円)、歯科矯正(30万〜80万円)、入院時の食事代や差額ベッド代、処方箋なしで購入する市販薬などは助成の対象外です。また、アレルギーや喘息などの慢性疾患を持つお子さんは通院回数が多いため、自己負担がある自治体では年間1万〜3万円程度の医療費がかかることもあります。

子どもの医療費で意外と家計に影響するのが「任意接種の予防接種費用」と「歯科関連の費用」です。定期接種(BCG、四種混合、MR、日本脳炎など)は全額公費負担で無料ですが、任意接種は自己負担になります。インフルエンザの予防接種は毎年受ける家庭が多く、子ども1人あたり年間6,000〜8,000円(2回接種)、家族4人だと年間1.5万〜2万円は見込んでおく必要があります。歯科については、虫歯治療は医療費助成の対象ですが、歯科矯正は自費診療になるため30万〜80万円の大きな出費になります。ただし、子どもの歯科矯正は医療費控除の対象になるので、確定申告をすれば所得税の還付と翌年の住民税の軽減を受けられます。年収500万円の世帯で矯正費用60万円を医療費控除に申告すると、約10万円の税金が戻ってくる計算です。子ども向けの医療保険(月1,000〜2,000円)に加入するかどうかは悩ましいところですが、医療費助成が充実している自治体に住んでいる場合は不要なケースも多いです。まずはお住まいの地域の助成内容を当サイトの都道府県別データで確認してみてください。

よくある質問

子どもの医療費は無料じゃないの?
多くの自治体で子どもの医療費助成制度がありますが、「完全無料」かどうかは自治体によって異なります。自己負担ゼロの自治体もあれば、1回200〜500円の自己負担がかかる自治体もあります。対象年齢も「小学校卒業まで」「中学校卒業まで」「18歳まで」と自治体ごとにバラバラです。
任意の予防接種はいくらかかる?
代表的な任意接種として、インフルエンザが1回3,000〜4,000円(小学生以下は2回接種で6,000〜8,000円)、おたふくかぜが1回5,000〜7,000円です。近年は多くの任意接種が定期接種に移行する流れがあり、2025年度からはおたふくかぜも定期接種化が検討されています。
子どもの歯科矯正の費用は?
子どもの歯科矯正は30万〜80万円が相場で、治療期間は1〜3年程度です。永久歯に生え変わる前の「一期治療」(6〜11歳)で20万〜40万円、永久歯が揃ってからの「二期治療」(12歳〜)で30万〜50万円が目安です。医療費控除の対象になるので確定申告で一部還付を受けられます。
子ども医療費助成で引っ越し先を選ぶべき?
医療費助成の手厚さは自治体選びの判断材料のひとつになりえます。18歳まで完全無料の自治体と、小学校卒業で助成が終わる自治体では年間数万円の差が出ます。ただし、助成制度は毎年のように変更されるので、現時点の制度だけで判断せず、総合的な子育て支援の充実度で比較するのがおすすめです。

都道府県別データ

各都道府県のリンクをクリックすると、地域ごとの詳細な子どもの医療費データを確認できます。

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