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教育費

入学準備費用(2026年)

都道府県別の小学校・中学校の入学準備にかかる費用データ

全国平均データ

区分月額(目安)
節約型(低め)3.0万円
平均的8.0万円
ゆとり型(高め)15.0万円

費用の内訳

ランドセル/カバン4.0万円

全体の約47%

制服2.5万円

全体の約29%

学用品1.0万円

全体の約12%

体操服5,000円

全体の約6%

その他5,000円

全体の約6%

詳細解説

小学校や中学校の入学準備は、意外と多くの出費が重なるタイミングです。特に第一子の入学時は「こんなにお金がかかるの?」と驚くご家庭が多いのではないでしょうか。公立小学校の場合、入学準備費用の総額は5万〜15万円が一般的な範囲ですが、最も大きな出費となるランドセルは近年高価格化が進んでおり、平均購入価格は約5.8万円に達しています。ブランドランドセルや工房系の手作りランドセルでは7万〜10万円以上するものも珍しくなく、人気モデルは前年の夏にはラン活(ランドセル活動)を始める必要があります。学習机も3万〜8万円と幅がありますが、最近はリビング学習が主流になりつつあるため、入学時には購入せず必要になってから買う家庭も増えています。その他、体操服・紅白帽・上履き・防災頭巾・お道具箱・給食エプロン・手提げバッグ・水筒など、学校から指定される用品を揃えるだけで2万〜4万円はかかります。入学前の2〜3月は出費が集中するため、半年〜1年前から計画的に準備資金を積み立てておくことをおすすめします。

中学校の入学準備は小学校よりもさらに費用がかさむ傾向があります。最大の出費は制服で、冬服・夏服・予備を含めると4万〜8万円になることが多いです。公立中学校でも学校指定の制服がある場合がほとんどで、男子は学ラン or ブレザー、女子はセーラー服 or ブレザーが一般的です。成長期の子どもは1〜2年でサイズアウトすることもあるため、最初からワンサイズ大きめを購入する家庭が多いですが、あまりにブカブカだと見た目も着心地も悪いので、裾上げ・丈出しで対応できるものを選ぶのがコツです。体操服・ジャージも学校指定品が多く、上下セットで1万〜2万円かかります。通学カバンは学校指定の場合5,000〜1.5万円、自由な場合はリュックサックで3,000〜1万円程度です。さらに中学校では部活動が始まるため、運動部ならユニフォーム・シューズ・ラケットなどの道具代、文化部でも楽器や画材などの初期費用が別途必要になります。部活動の種類によっては初期費用だけで3万〜10万円かかることもあるので、入学後の出費も含めてトータルで準備しておきましょう。

入学準備費用を賢く抑えるための方法はいくつかあります。ランドセルに関しては、アウトレットモデルや型落ち品を狙えば定価の30〜50%オフで購入できることがあり、品質は新作と変わりません。早期割引(5〜8月の予約で10%オフなど)を実施しているメーカーも多いので、計画的に動けば大幅な節約が可能です。制服のリサイクルは多くの地域で広がっており、PTA主催のバザーや制服リサイクルショップ、フリマアプリなどで状態の良い中古制服を半額以下で手に入れることができます。文房具は100円ショップの品質が大幅に向上しており、ノート・えんぴつ・消しゴム・定規など基本的な文房具は100円ショップで十分に揃えられます。そして見落としがちなのが「就学援助制度」です。この制度は生活保護世帯だけでなく、収入が一定基準以下の家庭も対象となり、入学準備金として小学校で約5万円、中学校で約6万円が支給されます。自治体によって所得基準は異なりますが、年収300万〜400万円台の4人家族でも対象になるケースがありますので、一度確認してみる価値はあります。

入学準備費用は一時的な出費ですが、子どもの人数や年齢差によっては短期間に集中してかなりの金額になることがあります。例えば2歳差の兄弟がいる場合、上の子が中学入学と下の子が小学校入学が同じ年に重なり、入学準備費用だけで20万〜30万円が一度に必要になります。こうした出費のピークに備えるためには、児童手当を入学準備資金として別口座に積み立てておくのが効果的です。児童手当は3歳未満で月1.5万円、3歳〜小学校卒業で月1万円(第3子以降は月1.5万円)、中学生で月1万円が支給されますので、使わずに貯蓄すれば入学のタイミングで十分な資金が確保できます。また、学習机については入学時に必ずしも必要ではないという考え方が広まっており、低学年のうちはリビングのダイニングテーブルで勉強し、高学年や中学進学のタイミングで子ども部屋に机を置く家庭も増えています。入学準備にかかる費用は「必ず新品で揃えなければならない」わけではなく、お下がりやリサイクルを上手に活用することで大幅に節約できます。当サイトの学費トータル計算機で、小学校から大学までの教育費の全体像を把握した上で、入学準備費用の予算を立ててみてくださいね。

よくある質問

小学校の入学準備費用はいくらかかる?
公立小学校の入学準備費用は総額5万〜15万円が一般的です。最も大きな出費はランドセルで平均5万〜6万円、学習机を購入する場合は3万〜8万円が追加されます。その他、体操服・上履き・防災頭巾・文房具セット・給食用品・手提げバッグなどで2万〜4万円程度かかります。
中学校の入学準備費用はいくらかかる?
公立中学校の入学準備費用は総額8万〜15万円が目安です。制服一式(冬服・夏服)が4万〜7万円と最も高額で、体操服・ジャージが1万〜2万円、通学カバンが5,000〜1.5万円、上履き・通学靴が5,000〜8,000円、文房具・ノート類が3,000〜5,000円です。部活動の道具代が別途かかることも想定しておきましょう。
入学準備費用を抑える方法は?
ランドセルはアウトレットや型落ちモデルで1万〜3万円安くなることがあります。制服はリサイクルショップや学校のバザーで中古品を入手する方法もあります。文房具は100円ショップやまとめ買いセールを活用しましょう。また、就学援助制度を利用すると、入学準備金として小学校で約5万円、中学校で約6万円が支給される場合があります。
就学援助制度とは?
経済的理由で就学が困難な家庭に対して、自治体が学用品費・入学準備金・給食費・修学旅行費などを援助する制度です。生活保護世帯だけでなく、その基準の1.1〜1.3倍程度の収入の家庭(準要保護世帯)も対象になります。例えば4人家族で年収400万円以下が目安ですが、自治体によって基準が異なります。申請は学校を通じて行うのが一般的です。

都道府県別データ

各都道府県のリンクをクリックすると、地域ごとの詳細な入学準備費用データを確認できます。

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