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家計管理

2人目の子育て費用 — 1人目との差額と「お下がり」で節約できる金額

2人目の子育ては1人目よりいくら安くなる?お下がりの節約額、保育料の兄弟割引、2人目で増える費用、3人目以降の支援制度まで解説。

2人目、やっぱりお金が心配…

1人目の子育てで「こんなにかかるの!?」って実感してるからこそ、2人目を考えるときに一番ネックになるのがお金の問題ですよね。うちもそうでした。

「2人目はお下がりがあるから安く済むよ」ってよく聞くけど、実際どのくらい安くなるのか。逆に2人目で増える出費はないのか。ぶっちゃけた数字をお伝えします。

結論から言うと、2人目の子育て費用は1人目の約7〜8割。年間で10〜30万円くらい安くなる計算です。ただし、年齢差や性別の組み合わせでだいぶ変わるので、ここで詳しく解説しますね。

1人目 vs 2人目の費用比較テーブル

0〜6歳の主な費目で、1人目と2人目でどのくらい差が出るかまとめました。

費目1人目の年間費用2人目の年間費用差額備考
ベビー用品(初期費用)10〜20万円2〜5万円▲8〜15万円お下がりで大幅減
衣類・靴5〜10万円2〜5万円▲3〜5万円同性ならさらに節約
おむつ・消耗品4〜6万円4〜6万円±0消耗品は節約不可
おもちゃ・絵本3〜5万円1〜2万円▲2〜3万円共用・お下がり可
保育料0〜60万円0〜30万円▲0〜30万円兄弟割引・第2子半額
医療費0〜2万円0〜2万円±0助成制度で変わらず
習い事7〜20万円5〜15万円▲2〜5万円兄弟割のある教室も
年間合計差額▲15〜58万円

初年度は特に差が大きくて、ベビーカー・ベビーベッド・チャイルドシートなどの大物をお下がりで賄えるので10〜15万円浮きます。うちは上の子のベビーカーを3年間保管してたんですが、2人目で使ったとき「保管しててよかった…!」って心から思いました。

お下がりで節約できるものリスト

具体的に何がお下がりで使えて、いくら節約できるのかリストアップしました。

大物アイテム(初期投資の節約)

アイテム新品の相場お下がり時の節約額注意点
ベビーカー30,000〜70,000円30,000〜70,000円使用年数・状態を確認
ベビーベッド15,000〜40,000円15,000〜40,000円安全基準の確認を
チャイルドシート10,000〜50,000円10,000〜50,000円6年超えたら買い替え推奨
抱っこ紐10,000〜30,000円10,000〜30,000円金具の劣化に注意
バウンサー5,000〜20,000円5,000〜20,000円使用期間が短いのでお下がり最適
ベビーバス2,000〜5,000円2,000〜5,000円1ヶ月しか使わないので絶対お下がりで

大物だけで7〜20万円の節約になります。

衣類・消耗品

アイテム年間新品購入額お下がり時の節約額備考
肌着・ロンパース15,000〜30,000円10,000〜20,000円同性なら大半を転用可
アウター・普段着20,000〜50,000円10,000〜30,000円季節が合えば◎
10,000〜20,000円5,000〜10,000円ソールの減りが少なければOK
おもちゃ・絵本30,000〜50,000円20,000〜40,000円年齢差があると長く使える

同性の兄弟・姉妹だと衣類のお下がり効率が最大になります。うちは男×女なので、肌着やパジャマはお下がりできたけど、普段着は新調することが多かったです。それでも年間3〜5万円は浮いてますね。

お下がりNGなもの

  • おむつ・消耗品:当然ですが消耗品は新しく買う必要あり
  • 哺乳瓶の乳首:衛生面から新品推奨
  • マットレス:へたりがあると乳幼児の安全に関わる
  • 古いチャイルドシート:安全基準が更新されている場合あり
  • 6年超のベビーカー:金属部分の劣化リスク

2人目で逆に「増える」費用

お下がりで節約できる一方で、2人目だからこそ増える費用もあるんですよね。

食費の増加

当たり前ですが、子どもが1人増えれば食費は増えます。幼児期で月5,000〜10,000円、小学生以降は月10,000〜15,000円のプラス。成長期の男の子2人だとお米の消費量がすごいことになります。

住居費の見直し

子ども部屋が必要になるタイミングで引っ越し・リフォームが発生するケースも。2LDK→3LDKへの引っ越しで月1〜3万円の家賃増になることも。

車の買い替え

チャイルドシート2台+ベビーカーを載せるとなると、コンパクトカーでは手狭に。ミニバンに買い替えるケースも多くて、これは数十万〜100万円以上の出費。うちも結局ミニバンに乗り換えました…。

保育料の兄弟割引制度

2人目の保育料はかなり軽減される制度があります。これは知っておくと大きいです。

制度内容条件
認可保育園の兄弟割引2人目は半額、3人目以降は無料上の子が保育園・幼稚園等に在園中
幼児教育無償化3〜5歳は全員無償所得制限なし
0〜2歳の第2子無償化2人目以降の保育料が無償自治体により対象範囲が異なる(拡大中)

2024年度から、多くの自治体で第2子の保育料無償化が進んでいます。東京都は所得制限なしで第2子無償化を実施。お住まいの自治体の最新情報は必ずチェックしてくださいね。

習い事の兄弟割

意外と知られていませんが、習い事教室でも兄弟割引を設けているところがあります。

  • スイミングスクール:2人目以降の月謝が10〜20%OFF
  • 学習塾:兄弟同時通塾で月謝が10〜15%OFF
  • 英語教室:兄弟割で入会金無料になるケースあり
  • ピアノ教室:個人教室だと兄弟割を設定してくれることも

入会前に必ず「兄弟割引ありますか?」って聞いてみてください。聞かないと教えてくれない教室もあるので。年間で1〜3万円違ってきますよ。

3人目以降の支援制度

3人目になると支援がグッと手厚くなります。少子化対策として国も自治体も力を入れているエリアです。

制度内容備考
児童手当(第3子以降)月30,000円2024年10月〜。0歳から高校卒業まで
保育料第3子以降は無料全国共通
大学授業料無償化多子世帯は授業料減免2025年度〜。3人以上の子がいる世帯
自治体独自の支援出産祝い金・給食費無料等自治体により内容が大きく異なる

特に大きいのが児童手当の第3子加算。月30,000円が0歳から高校卒業まで支給されるので、18年間で約648万円。これは本当に大きいです。3人目を迷っている方には、この制度がかなりの後押しになると思います。

2人目の費用トータル見通し

2人目の子育て費用をトータルで見ると:

  • 0〜6歳:1人目の7〜8割 → 年間35〜80万円
  • 小学校〜大学:1人目とほぼ同額(教育費は節約しにくい)
  • お下がり等で節約できる金額:0〜6歳で合計50〜150万円
  • 児童手当(2人目・0〜18歳):約234万円

小さいうちはお下がりで節約できますが、小学校以降は教育費が中心になるので1人目とあまり変わりません。とはいえ、「1人育てた経験がある」という精神的な余裕は何物にも代えがたいですよね。

子育て費用のトータルシミュレーションは学費トータル計算機でチェックできます。また、年齢別の費用が気になる方は0〜3歳の費用ガイドから順に読んでみてくださいね。