年末の大掃除、もう全部は無理…と気づいた年から頼るようになりました
12月に入ると、頭の片隅でずっと鳴っている「大掃除しなきゃ」のアラーム。でも仕事も子どもの行事もある中で、エアコン内部や換気扇の油汚れまで手が回るかというと、正直なところ無理ですよね。わが家も何年か「窓とリビングだけ拭いて終了」を繰り返したあと、レンジフードだけプロにお願いしてみたら、あまりの仕上がりに感動してしまいました。
とはいえ気になるのはお値段です。「頼みたいけど、いくらかかるの?」「全部お願いしたら何万円になるの?」というのが最大の関門。この記事では2026年時点のハウスクリーニングの箇所別相場を整理したうえで、自分でやった場合の道具代・時間との比較、業者の選び方、安く頼むコツまでまとめました。読み終わるころには「うちはここだけ頼もう」の線引きができるはずです。
箇所別のハウスクリーニング相場
まずは料金の全体像から。あくまで一般的なレンジですが、感覚をつかむには十分です。
| 箇所 | 費用の目安(1か所) | 作業時間の目安 |
|---|---|---|
| エアコン(壁掛け・標準) | 10,000〜14,000円 | 1〜1.5時間 |
| エアコン(お掃除機能付き) | 17,000〜25,000円 | 2〜3時間 |
| レンジフード・換気扇 | 13,000〜20,000円 | 1.5〜2時間 |
| キッチン(シンク・コンロ周り) | 15,000〜25,000円 | 2〜3時間 |
| 浴室 | 13,000〜20,000円 | 2〜3時間 |
| トイレ | 8,000〜12,000円 | 1時間前後 |
| 洗面所 | 8,000〜13,000円 | 1時間前後 |
| 窓・サッシ(2〜3か所) | 8,000〜15,000円 | 1〜2時間 |
| 水回り5点セット | 40,000〜70,000円 | 半日〜1日 |
ざっくり言うと、1か所あたり1万円前後、水回りをまとめて頼むと5万円前後が相場感です。エアコンは台数分かかるので、3台あれば3万円超。ここが意外な落とし穴ですよね。なお12月は繁忙期で、通常より1〜2割高い料金設定になっている業者もあります。年末の出費全体を見渡しておきたい方は年末年始の出費まとめも参考にしてみてください。
セット割は本当にお得?
「水回り5点セット」は、キッチン・浴室・トイレ・洗面所・レンジフードをまとめたプラン。単品で足すと6.5万〜9万円になるところが4〜7万円になるので、2〜3割ほど割安になる計算です。3か所以上を頼むつもりなら、セットのほうがまず安くなります。逆に1〜2か所だけなら単品で十分。「なんとなくセット」で頼むと、必要のない場所にお金を払うことになるので注意してくださいね。
自分でやる場合の費用と時間を比べてみる
では「自分でやったらいくら浮くのか」。道具代と所要時間で並べてみると、判断がぐっとしやすくなります。
| 箇所 | 自分でやる道具代 | 所要時間 | プロに頼む費用 | おすすめは? |
|---|---|---|---|---|
| エアコン内部 | 2,000〜3,000円 | 2〜3時間 | 10,000〜14,000円 | プロ推奨 |
| レンジフード | 1,000〜2,000円 | 2〜4時間 | 13,000〜20,000円 | プロ推奨 |
| 浴室(カビ・水垢) | 1,500〜3,000円 | 2〜3時間 | 13,000〜20,000円 | 汚れ次第 |
| トイレ | 500〜1,000円 | 30分〜1時間 | 8,000〜12,000円 | 自分でOK |
| 洗面所 | 500〜1,000円 | 30分〜1時間 | 8,000〜13,000円 | 自分でOK |
| 窓・サッシ | 1,000〜2,000円 | 2〜3時間 | 8,000〜15,000円 | 自分でOK |
| 床のワックスがけ | 3,000〜5,000円 | 3〜4時間 | 15,000〜30,000円 | 汚れ次第 |
この表を見て気づくのは、「自分でやってもプロに近い仕上がりになる場所」と「絶対にかなわない場所」がはっきり分かれるということ。トイレ・洗面所・窓は、洗剤とスポンジで十分きれいになります。一方でエアコン内部とレンジフードは、分解・高圧洗浄という工程そのものが素人には再現できません。ここにお金を使うのが、いちばん納得感のある配分だと思います。
自分でやるときのリスクも知っておく
エアコンを市販のスプレーで洗浄すると、汚れが内部に流れ落ちて逆に匂いが悪化したり、電装部分に水がかかって故障につながることがあります。メーカーの保証対象外になるケースもあるので、ここは慎重に。レンジフードも、シロッコファンを外す作業でパーツを破損させてしまう例が少なくありません。「失敗したら修理代のほうが高くつく場所」はプロに任せる、と割り切るのが結局いちばん安上がりです。エアコンの電気代が気になっている方はエアコン電気代計算ツールで、掃除前後の変化をイメージしておくのもおすすめです。
クリーニングは電気代の節約にもなります
ハウスクリーニングは「きれいになる」だけの出費ではありません。とくにエアコンは、フィルターや熱交換器にホコリが詰まると効率が落ち、同じ温度にするために余計な電力を使います。一般的にフィルターの目詰まりを解消するだけで数%〜10%程度の電力削減につながると言われています。
- エアコン — 効きがよくなり、冬の暖房代が下がる。カビ臭さも解消
- レンジフード — 換気効率が戻り、油煙が部屋に回りにくくなる
- 浴室 — カビの再発が遅くなり、日々の掃除時間が減る
- 洗濯機(オプション) — 内部のカビ取りで、衣類の生乾き臭が改善
冬の光熱費が気になる季節だからこそ、暖房シーズンに入る前のエアコン清掃は費用対効果が高い選択です。電気代そのものを下げたい方は固定費見直しシミュレーターで契約プランもあわせて点検してみてください。
業者の選び方 — 見るべきは4つだけ
ネットで検索すると業者が山ほど出てきて、正直どれも同じに見えます。わが家が失敗を重ねてたどり着いたチェックポイントはこの4つです。
- 料金に何が含まれるかが明記されているか — 「養生費」「駐車場代」「出張費」が別請求になる業者があります。総額で比べましょう
- 損害保険に加入しているか — 作業中の破損に備えているかは必ず確認を。加入業者なら公式サイトに書いてあります
- お掃除機能付きエアコンに対応しているか — 対応外の業者も多く、当日「できません」と言われるケースも
- キャンセル規定と再作業の対応 — 仕上がりに納得できなかった場合の再訪対応があると安心です
あと地味に大事なのが作業スペースの確保。当日までに家具をどける、洗剤を置いておく場所を空けるなど、こちら側の準備が甘いと作業時間が延びます。事前にメールで「準備しておくことはありますか?」と一言聞いておくとスムーズですよ。
安く頼むための5つのコツ
- 11月中に予約する — 12月は繁忙期で割高かつ枠が埋まります。11月なら早割が使えることも
- あえて年明け1〜2月に頼む — 閑散期で最も安くなる時期。「年末にこだわらない」だけで2〜3割違うことがあります
- 複数箇所をまとめる — 出張費が1回分で済み、セット割も効きます
- 相見積もりを2〜3社取る — 同じ内容でも1万円以上差が出ることは珍しくありません
- 自分でやれる場所は自分でやる — トイレ・洗面所・窓を外すだけで2〜3万円変わります
日々の掃除の負担そのものを減らしたいなら、ロボット掃除機のような時短家電に投資するのも一つの手です。導入を検討している方はロボット掃除機比較シミュレーターやロボット掃除機のおすすめガイドもあわせてどうぞ。
よくある質問(FAQ)
Q. エアコンクリーニングは何年に1回が目安?
使用状況にもよりますが、1〜2年に1回が一般的な目安と言われています。喫煙者がいる、ペットがいる、キッチンの近くに設置されているといった環境では、毎年頼む家庭も多いようです。逆にほとんど使っていない部屋なら3年に1回でも問題ありません。
Q. 賃貸でも頼んでいいの?
基本的に問題ありませんが、設備が大家さん所有かどうかで扱いが変わります。備え付けエアコンの不具合が原因なら、まず管理会社に相談すると無料で対応してもらえる場合も。自己判断で分解して壊すと修理費を請求されることがあるので、その意味でも業者に任せるほうが安全です。
Q. 当日は家にいないとダメ?
基本的には在宅が必要です。作業前後の確認や、水道・電気を使わせてもらう必要があるためです。ただし業者によっては鍵の受け渡しで不在対応が可能な場合もあります。子どもがいると作業の邪魔になりがちなので、預け先を確保できると気がラクですよ。
Q. 大掃除は年末じゃないとダメ?
まったくそんなことはありません。むしろ気温が高く油汚れが落ちやすい10〜11月のほうが効率的です。年末に慌ててやるより、秋のうちにレンジフードと窓を済ませ、12月はリビングまわりだけ整える、というスケジュールのほうが現実的だと思います。
まとめ:「かなわない場所」だけプロに頼むのが正解
ハウスクリーニングの相場は、1か所あたり1万円前後、水回り5点セットで4〜7万円が目安。エアコン内部とレンジフードは分解洗浄が必要でセルフでは再現できないため、ここにお金を使うのがいちばん納得感があります。トイレ・洗面所・窓は自分で十分きれいになるので、その分を浮かせましょう。
予約は11月中、もしくはあえて年明けに回すと料金を抑えられます。年末の出費全体は年末年始の出費まとめで、家計全体のバランスは家計簿バランスシミュレーターで整えておくと、気持ちよく新年を迎えられますよ。