育休中のお金、ちゃんと把握できてる?
育休を取ると決めたはいいけど、「実際いくらもらえるの?」「生活できるの?」って不安になりますよね。特に初めての育休だと、仕組みがよくわからなくて余計に心配になります。
先に安心材料をお伝えすると、育児休業給付金は最初の6ヶ月間は月収の67%が支給されます。しかも非課税で社会保険料も免除されるから、実質的な手取りは働いているときの約8割になることも。これ、意外と知られていないんですよね。
給付率テーブル — 6ヶ月で変わるのがポイント
| 期間 | 給付率 | 月収25万円の場合 | 月収30万円の場合 | 月収35万円の場合 |
|---|---|---|---|---|
| 育休開始〜6ヶ月 | 67% | 約167,500円 | 約201,000円 | 約234,500円 |
| 6ヶ月〜1歳 | 50% | 約125,000円 | 約150,000円 | 約175,000円 |
| 1歳〜1歳6ヶ月(延長時) | 50% | 約125,000円 | 約150,000円 | 約175,000円 |
| 1歳6ヶ月〜2歳(再延長時) | 50% | 約125,000円 | 約150,000円 | 約175,000円 |
6ヶ月を過ぎると67%→50%にダウンするので、6ヶ月目前後が家計的に一番キツくなりやすいタイミングです。ここを乗り越える計画を事前に立てておくのが大事ですよ。
実質手取りシミュレーション
非課税+社会保険料免除の効果がすごい
育児休業給付金は所得税・住民税がかからず、社会保険料も免除されます。なので、額面の67%でも手取りベースではかなり近い金額になるんです。
| 月収(額面) | 働いているときの手取り | 育休中の手取り(最初の6ヶ月) | 手取り比率 |
|---|---|---|---|
| 25万円 | 約200,000円 | 約167,500円 | 約84% |
| 30万円 | 約235,000円 | 約201,000円 | 約86% |
| 35万円 | 約272,000円 | 約234,500円 | 約86% |
手取りの8割以上がカバーされるって、思ったより多いですよね。ただしボーナスは出ないので、年収ベースではもう少し下がる点は注意です。
もらうための条件
- 雇用保険に加入していること
- 育休開始前の2年間に11日以上働いた月が12ヶ月以上あること
- 育休中に就業日数が月10日以下(または80時間以下)であること
- 正社員だけでなくパート・契約社員でも条件を満たせばOK
申請の流れ — やることは意外と少ない
ステップ別の手続き
| タイミング | やること | 担当 |
|---|---|---|
| 産前(出産予定日6週間前〜) | 会社に育休取得を申し出る | 本人 |
| 出産後〜育休開始 | 育休開始日を会社に連絡 | 本人 |
| 育休開始後 | 「育児休業給付金支給申請書」を提出 | 会社(ハローワーク経由) |
| 2ヶ月ごと | 支給申請書を再提出(会社が代行するケースが多い) | 会社 |
基本的には会社が手続きを代行してくれるので、本人がやることは「育休取ります」と伝えて、書類にサインするくらい。ただし、会社によっては自分でハローワークに行く必要があるので、事前に確認しておきましょう。
延長のケース — 保育園に入れなかったら
お子さんが1歳になっても保育園に入れない場合、1歳6ヶ月まで延長できます。さらに入れなければ2歳まで再延長も可能です。
- 延長には「保育園に申し込んだが入れなかった」ことの証明(不承諾通知)が必要
- 入所申込は1歳の誕生日の前日までにしておくこと
- パパ・ママ育休プラス制度を使えば1歳2ヶ月までの育休も可能
まとめ
育児休業給付金は、子育て家庭にとって本当にありがたい制度です。最初の6ヶ月は手取りの8割以上がカバーされるので、必要以上に不安にならなくて大丈夫。ただし、6ヶ月以降の収入ダウンには備えておきたいので、育休に入る前に3〜6ヶ月分の生活費を貯めておくと安心ですよ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の労務相談に応じるものではありません。育児休業給付金の支給額・条件は雇用保険制度の改正により変更される場合があります。金額は2026年3月時点の制度に基づく概算であり、実際の支給額は個人の状況によって異なります。詳しくはハローワークまたは勤務先の人事部門にご確認ください。