プリンター、インク代だけで月いくらかかってる?
子どもが小学校に入ってから、プリンターの稼働率がハンパないんです。学校からの「このプリントを印刷して持たせてください」、夏休みの自由研究、読書感想文の下書き、塾のプリント…。
最初はコンビニプリントで対応してたんですけど、月に30〜50枚くらい印刷するようになって「自宅にプリンターあった方が安くない?」ってなりました。で、買ったんですけど、今度はインク代がバカにならない。
この記事では、家庭用プリンターのランニングコストを本気で比較してみます。
学校関連の印刷量の目安
まず、子どもがいる家庭で実際にどれくらい印刷するのか把握しておきましょう。
| 用途 | 月の印刷枚数目安 | カラー比率 |
|---|---|---|
| 学校からの配布物の印刷 | 5〜15枚 | モノクロが多い |
| 宿題・ドリルの印刷 | 10〜30枚 | モノクロ中心 |
| 自由研究・作文の印刷 | 5〜10枚(時期による) | カラーあり |
| 塾の教材印刷 | 10〜30枚 | モノクロ中心 |
| 写真の印刷 | 5〜20枚 | フルカラー |
| 在宅ワーク | 10〜30枚 | 混在 |
| 合計目安 | 月30〜100枚程度 | — |
子ども2人いると月50〜100枚は普通に印刷してます。思ってたより多いですよね。
インクジェットvsレーザー — 基本スペック比較
| 項目 | インクジェット | レーザー |
|---|---|---|
| 本体価格 | 8,000〜30,000円 | 15,000〜50,000円 |
| 1枚あたりコスト(モノクロ) | 3〜10円 | 2〜4円 |
| 1枚あたりコスト(カラー) | 10〜25円 | 8〜18円 |
| 印刷速度 | 遅い(1枚10〜30秒) | 速い(1枚5〜10秒) |
| 写真印刷 | 得意(高画質) | 苦手(写真には不向き) |
| テキスト印刷 | 普通 | シャープで読みやすい |
| サイズ | コンパクト | やや大きい |
| インク/トナー詰まり | あり(放置するとヘッドが詰まる) | ほぼなし |
主要メーカー・機種別コスト比較
実際に売れている機種で1枚あたりのコストを比較しました。
| メーカー/機種 | タイプ | 本体価格 | モノクロ/枚 | カラー/枚 | 月100枚の年間コスト |
|---|---|---|---|---|---|
| エプソン EW-456A | インクジェット | 約12,000円 | 約7.5円 | 約17円 | 約14,700円 |
| キヤノン TS3530 | インクジェット | 約8,000円 | 約8円 | 約18円 | 約15,600円 |
| エプソン ET-2850(エコタンク) | インクジェット | 約30,000円 | 約0.4円 | 約1.0円 | 約840円 |
| ブラザー HL-L2375DW | モノクロレーザー | 約18,000円 | 約3円 | — | 約3,600円 |
| ブラザー MFC-L3780CDW | カラーレーザー | 約50,000円 | 約3円 | 約12円 | 約9,000円 |
注目はエプソンのエコタンクモデル。本体は高いけど、インクがボトル式で1枚あたりのコストが圧倒的に安い。月100枚印刷しても年間のインク代が1,000円以下って、ちょっと信じられない数字です。
3年間のトータルコスト比較
月60枚(モノクロ40枚+カラー20枚)印刷した場合の3年間のコストです。
| 機種タイプ | 本体代 | 3年間のインク/トナー代 | 3年間トータル |
|---|---|---|---|
| 一般的なインクジェット | 10,000円 | 約40,000〜50,000円 | 約50,000〜60,000円 |
| エコタンク式 | 30,000円 | 約2,000〜3,000円 | 約32,000〜33,000円 |
| モノクロレーザー+コンビニカラー | 18,000円 | 約5,000円+コンビニ代 | 約30,000〜35,000円 |
| カラーレーザー | 50,000円 | 約20,000〜25,000円 | 約70,000〜75,000円 |
3年間で見ると、エコタンク式が最安。一般的なインクジェットが最も高くつくという逆転現象が起きてます。安い本体に高いインクを買い続けるのは、まさに「プリンター商法」ですよね。
用途別おすすめ
- 印刷量が多い家庭(月50枚以上) → エコタンク式一択。本体は高いけど2年で元が取れる
- モノクロ中心で速度重視 → ブラザーのモノクロレーザー。カラーはコンビニで
- 写真も印刷したい → エプソンのエコタンク式(写真品質もそこそこいい)
- とにかく安く始めたい → キヤノンの低価格インクジェット(ただしインク代に注意)
- 印刷頻度が低い(月10枚以下) → コンビニプリントの方がお得。プリンターのインク詰まりリスクもない
プリンターの節約テクニック
- 互換インクを使う — 純正の1/3〜1/5の価格。品質は若干落ちるが、普段使いなら十分
- 下書きモード(ドラフトモード)を活用 — インク使用量が半分以下に。学校プリントならこれで十分
- モノクロ設定をデフォルトにする — うっかりカラー印刷を防ぐ
- 両面印刷を活用 — 用紙代の節約にもなる
- 月に1回は印刷する — インクジェットは放置するとヘッドが詰まる。詰まるとインクの無駄遣いに
まとめ
プリンターは「本体の安さ」に釣られがちですけど、本当のコストはインク代です。3年間で見ると、安い本体+高いインクの組み合わせが一番お金がかかるという罠。
- 月50枚以上印刷するならエコタンク式が圧倒的におすすめ
- モノクロ中心ならレーザープリンターも有力候補
- 月10枚以下ならコンビニプリントの方がお得
子どもの印刷物は小学校のうちがピーク。中学・高校になると減ってくるので、そこも考慮して選んでみてくださいね。