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子どものアレルギー検査・治療費用

子どものアレルギー検査にかかる費用、治療法別のコスト、医療費助成の活用方法をまとめました。食物アレルギー・花粉症・アトピーの費用もカバー。

「うちの子、アレルギーかも?」と思ったら

離乳食を始めたら顔に湿疹が出た、春になると鼻水が止まらない、肌がカサカサで掻きむしってる…。子どものアレルギーって本当に種類が多くて、「これってアレルギー?ただの風邪?」って判断しにくいんですよね。

うちの息子は生後8ヶ月で卵アレルギーがわかりました。血液検査を受けたときに「費用ってどれくらいかかるんだろう」って不安だったので、同じように悩んでいるママさんに向けて、検査・治療の費用をまとめました。

アレルギー検査の種類と費用

検査の種類内容費用(3割負担)費用(子ども医療費助成あり)
血液検査(IgE検査)血液でアレルゲンを特定3,000〜6,000円0〜500円
皮膚プリックテスト皮膚にアレルゲンを微量つけて反応を見る1,000〜3,000円0〜500円
パッチテスト接触アレルギーの検査1,500〜4,000円0〜500円
食物経口負荷試験実際に食べて反応を確認5,000〜10,000円0〜500円
RAST検査(特異的IgE)特定アレルゲンへの抗体量を測定1項目500〜1,500円0〜500円

ポイントは子ども医療費助成の存在。多くの自治体で15歳(中学卒業)まで、外来の自己負担が無料〜500円程度に抑えられます。うちの自治体は小学生まで無料だったので、血液検査を何度受けても費用はほぼゼロでした。

検査を受けるときの注意点

  • 血液検査は一度に13項目まで保険適用(それ以上は自費になることも)
  • 赤ちゃんの採血は難しいので、小児アレルギー専門の病院がおすすめ
  • 食物経口負荷試験は入院が必要な場合もある(日帰り〜1泊)
  • 結果が出るまで1週間程度かかる

アレルギー別・治療にかかる費用

食物アレルギーの治療費

治療内容費用(3割負担)頻度
定期的な血液検査3,000〜6,000円/回半年〜1年に1回
経口免疫療法(通院)1,000〜3,000円/回月1〜2回
エピペン(緊急用注射)約3,500円/本年1回処方(有効期限1年)
栄養指導500〜1,500円/回必要に応じて

食物アレルギーは「除去して様子を見る」のが基本だけど、最近は経口免疫療法(少しずつ食べさせて慣れさせる治療)も増えてきています。ただし必ず専門医の指導のもとで行ってくださいね。

子どもの花粉症の治療費

治療内容費用(3割負担)期間
内服薬(抗ヒスタミン薬)1,000〜2,000円/月花粉シーズン(2〜4ヶ月)
点鼻薬500〜1,500円/月花粉シーズン
点眼薬300〜800円/月花粉シーズン
舌下免疫療法2,000〜3,000円/月3〜5年(根本治療)

5歳以上なら舌下免疫療法が受けられます。毎日薬を舌の下に置くだけで、3年以上続けると根本的に改善する可能性があります。費用はかかるけど、毎年の花粉シーズンの薬代+通院の手間を考えるとトータルでお得かもしれません。

アトピー性皮膚炎の治療費

治療内容費用(3割負担)備考
ステロイド外用薬500〜1,500円/回もっとも一般的
保湿剤(ヒルドイドなど)300〜1,000円/回大量に使うので処方量に注意
プロトピック軟膏1,000〜2,000円/回2歳以上で使用可能
デュピクセント注射約5,000〜10,000円/回重症の場合、高額療養費対象

アトピーは長期戦になることが多いので、毎月の薬代が地味に積み重なります。保湿剤だけでも月に数本使うこともあるので、子ども医療費助成があるうちに徹底的にケアしておくのが賢い選択です。

知っておきたい助成制度

制度内容対象
子ども医療費助成外来・入院の自己負担を軽減自治体により0歳〜15歳or18歳
小児慢性特定疾病長期の治療が必要な疾病の医療費を助成重症のアレルギー疾患が対象になる場合あり
高額療養費制度月の自己負担に上限入院が必要な場合に適用
医療費控除年間10万円超で確定申告すべてのアレルギー治療が対象

子ども医療費助成の対象年齢は自治体によってかなり違います。引っ越しを考えている場合は、転居先の助成制度を必ずチェックしてくださいね。

年間費用のシミュレーション

アレルギーの種類年間費用(助成あり)年間費用(助成なし・3割負担)
食物アレルギー(軽度)0〜3,000円5,000〜15,000円
花粉症(薬のみ)0〜2,000円5,000〜10,000円
花粉症(舌下免疫療法)0〜6,000円24,000〜36,000円
アトピー(中等度)0〜6,000円20,000〜50,000円
複数のアレルギー持ち0〜12,000円40,000〜80,000円

子ども医療費助成がある間は本当に助かるけど、助成が終わる年齢(中学卒業or高校卒業)以降は一気に負担が増えるので、長期的な治療計画を立てておくのが大事です。

まとめ — 早めの検査と助成制度のフル活用を

子どものアレルギーは早めに検査して、何が原因かはっきりさせるのが第一歩。子ども医療費助成があるうちは費用もかからないので、「気になったらまず小児科で相談」が正解です。家計全体の医療費管理については子どもの医療費ガイドもチェックしてみてくださいね。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の医療機関・治療法・薬品を推奨するものではありません。アレルギーの症状や治療費は個人の状態によって大きく異なります。検査・治療に関する判断は必ず担当の医師にご相談ください。子ども医療費助成の内容は自治体によって異なります。金額は2026年3月時点の一般的な相場です。