そもそも「手取り」って何? — 額面との違いをスッキリ理解
正直なところ、「年収○○万円」って聞いても、実際に手元に入る金額ってよく分からないですよね。求人票に「年収500万円」って書いてあっても、振り込まれるのは全然別の金額なわけで…。
ざっくり言うと、手取り = 額面年収 − 社会保険料 − 所得税 − 住民税です。額面の75〜85%くらいが手取りの目安。年収が高くなるほど税率も上がるので、手取り率は下がっていきます。
ぶっちゃけ、この計算を自分でやるのは面倒なので、下の早見表でパッと確認しちゃいましょう。
【2026年版】年収別・手取り早見表
以下は、2026年の社会保険料率・税率をベースにした手取り額の早見表です。扶養の有無で金額が変わるので、独身・既婚(配偶者扶養あり)・子あり(配偶者+子1人扶養)の3パターンで載せてます。
| 額面年収 | 独身(手取り) | 既婚・配偶者扶養(手取り) | 子あり(手取り) | 手取り率 |
|---|---|---|---|---|
| 200万円 | 約166万円 | 約170万円 | 約172万円 | 83〜86% |
| 250万円 | 約205万円 | 約210万円 | 約213万円 | 82〜85% |
| 300万円 | 約240万円 | 約248万円 | 約252万円 | 80〜84% |
| 350万円 | 約278万円 | 約287万円 | 約292万円 | 79〜83% |
| 400万円 | 約315万円 | 約325万円 | 約330万円 | 79〜83% |
| 450万円 | 約351万円 | 約362万円 | 約368万円 | 78〜82% |
| 500万円 | 約387万円 | 約399万円 | 約405万円 | 77〜81% |
| 550万円 | 約421万円 | 約434万円 | 約441万円 | 77〜80% |
| 600万円 | 約454万円 | 約468万円 | 約476万円 | 76〜79% |
| 650万円 | 約487万円 | 約502万円 | 約510万円 | 75〜78% |
| 700万円 | 約520万円 | 約535万円 | 約544万円 | 74〜78% |
| 750万円 | 約550万円 | 約567万円 | 約576万円 | 73〜77% |
| 800万円 | 約580万円 | 約598万円 | 約608万円 | 73〜76% |
| 850万円 | 約609万円 | 約628万円 | 約639万円 | 72〜75% |
| 900万円 | 約636万円 | 約657万円 | 約668万円 | 71〜74% |
| 950万円 | 約664万円 | 約685万円 | 約697万円 | 70〜73% |
| 1,000万円 | 約690万円 | 約713万円 | 約725万円 | 69〜73% |
※2026年4月時点の社会保険料率(健康保険約10%、厚生年金18.3%、雇用保険0.6%)および税率で概算。実際の金額は勤務先や自治体で多少前後します。
手取りの計算方法 — 額面から何が引かれる?
「なんでこんなに引かれるの…」って給与明細を見てびっくりした経験、ありますよね。引かれるものは大きく3つです。
① 社会保険料(額面の約15%)
健康保険料(約5%)+厚生年金保険料(約9.15%)+雇用保険料(約0.6%)で、合計約15%が天引きされます。2026年は子ども・子育て支援金制度の上乗せ分もあり、じわじわ負担増です。
② 所得税(累進課税)
課税所得に応じて5%〜45%の累進課税。年収500万円くらいだと実効税率は5〜6%程度ですが、年収1,000万円超だと一気に上がります。
③ 住民税(一律約10%)
前年の所得に対して一律約10%。都道府県民税4%+市区町村民税6%の合計です。翌年6月からの天引きなので、転職した年にドカンと来ることがあります。
手取りが減る最近のトレンド
正直なところ、ここ数年で手取りはじわじわ減ってます。主な要因はこの3つ:
- 社会保険料率の引き上げ:2026年は子育て支援金の上乗せで実質負担増
- インフレによる実質手取りの目減り:額面は同じでも買えるものが減ってる
- 年収の壁問題:103万・106万・130万の壁があるせいで、世帯全体の手取り最適化が難しい
ボーナスの手取りはどれくらい?
びっくりするかもですが、ボーナスの手取りは額面の約75〜80%。毎月の給与より引かれる率が高く感じるのは、社会保険料がしっかり取られるからです。
| ボーナス額面 | 手取り目安 | 差引額 |
|---|---|---|
| 30万円 | 約24万円 | 約6万円 |
| 50万円 | 約39万円 | 約11万円 |
| 80万円 | 約61万円 | 約19万円 |
| 100万円 | 約76万円 | 約24万円 |
年収500万円の月の手取りシミュレーション
一番多い質問「年収500万って月の手取りいくら?」にお答えします。
年収500万円(ボーナス年2回・各2ヶ月分)の場合:
- 月給額面:約31.3万円
- 社会保険料:約4.7万円
- 所得税:約0.8万円
- 住民税:約1.5万円
- 月の手取り:約24.3万円
ぶっちゃけ、年収500万でも月の手取りは25万円を切るんです。ここから家賃を払って、食費を払って…となると、4人家族の生活費の記事で書いた通り、かなりカツカツになりがちです。
手取りを増やす方法 — 節税テクニック
「額面を増やすのは難しいけど、手取りを増やす方法はある」って知ってました?合法的な節税で手取りを増やす方法をご紹介します。
① iDeCo(個人型確定拠出年金)
掛金が全額所得控除になるので、節税効果がすごい。月2.3万円(会社員の上限)を掛けた場合、年収500万円の人なら年間約5.5万円の節税になります。iDeCo節税シミュレーターで自分の節税額をチェックしてみてください。
② ふるさと納税
実質自己負担2,000円で返礼品がもらえるので、手取りが実質アップします。年収500万円(独身)なら控除上限額は約6.1万円。お米や日用品をもらえば、その分の出費が浮きます。詳しくはふるさと納税おすすめ返礼品2026をチェック。
③ 医療費控除
年間の医療費が10万円を超えたら確定申告で取り戻せます。出産した年は確実に超えるので忘れずに。
まとめ — 手取りを知ることが家計管理の第一歩
「年収いくら」じゃなくて「手取りいくら」で家計を考えるのが大切です。この早見表をブックマークしておいて、家計の見直しに役立ててくださいね。