2022年から続いてきた政府の電気代補助金(電気・ガス価格激変緩和対策事業)がついに終了しました。正直なところ「え、もう終わるの?」って感じた方も多いんじゃないでしょうか。
この補助金が終わることで、4人家族の電気代は月2,000〜3,000円アップする見込みです。年間にすると2.4万〜3.6万円。これは見過ごせない金額ですよね。この記事では電力会社別の値上げ幅と、今日から実践できる節電対策10選を具体的に紹介します。
電気代補助金の経緯と終了時期
そもそもこの補助金、なんで始まったか覚えていますか?経緯を整理してみました。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2022年10月 | 物価高対策として電気代補助を開始 |
| 2023年〜2024年 | 延長を繰り返し(1kWhあたり3.5〜7円の補助) |
| 2025年前半 | 補助額を段階的に縮小(1kWhあたり1.8円程度に) |
| 2025年末〜2026年初 | 補助金制度が終了 |
要するに、ここ3年以上「国が電気代を肩代わりしてくれていた」わけです。それが無くなるので、本来の電気代がそのまま請求されるようになりました。月400kWh使う家庭なら、1kWhあたり5円の補助がなくなるだけで月2,000円の差になります。
電力会社別の値上げ幅
補助金終了に電力会社自体の料金改定も重なり、4人家族(月間使用量400kWh前後)の場合こうなります。
| 電力会社 | 月額の増加見込み | 新料金の目安(月額) |
|---|---|---|
| 東京電力 | +2,200〜2,800円 | 約15,500〜16,500円 |
| 関西電力 | +1,800〜2,400円 | 約14,000〜15,000円 |
| 中部電力 | +2,000〜2,600円 | 約14,500〜15,500円 |
| 東北電力 | +2,300〜3,000円 | 約15,800〜17,000円 |
| 九州電力 | +1,600〜2,200円 | 約13,500〜14,500円 |
| 北海道電力 | +2,500〜3,200円 | 約17,000〜18,000円 |
北海道・東北エリアは特に影響が大きいです。暖房を電気に頼っている家庭は、冬場に月3,000円以上の負担増になることも。わが家がどのくらい使っているか不安な方はエアコン電気代計算ツールでシーズン別の電気代を試算しておきましょう。
今すぐできる節電対策10選
1. エアコンの設定温度を1℃調整する
冷房を1℃上げる(28℃→29℃)だけで約10%の節電効果があります。1℃くらいなら体感は大きく変わりません。月の冷房代が3,000円なら300円の節約です。
2. 古い家電を省エネ家電に買い替える
10年以上前のエアコンや冷蔵庫は、最新機種より電力消費量が30〜50%多いんです。時短家電ランキングで省エネ性能を比べると、2〜3年で初期投資を回収できる機種が見つかります。
3. 待機電力をカットする
使っていない家電のコンセントを抜くだけで、年間6,000〜10,000円の節約になります。スイッチ付きの電源タップを使えば、抜き差しの手間もなくなります。
4. LED照明へ切り替える
まだ蛍光灯や白熱灯を使っている部屋はありませんか?LEDにするだけで消費電力が約80%減。LED節約計算ツールで家じゅう交換した場合の節約額を出してみてください。
5. 冷蔵庫の設定を「中」にする
「強」にしっぱなしの方、意外と多いんです。「中」に変えるだけで年間約1,500円の節約。夏場以外は「中」で十分です。
6. 洗濯はまとめ洗いにする
1日1回より、2日に1回のまとめ洗いのほうが電気代も水道代も節約に。4人家族でも月500〜800円の節約になります。
7. お風呂の追い焚きを減らす
追い焚き1回で約5〜6円。毎日2回追い焚きしていたら月300〜360円。家族が続けて入る習慣をつけましょう。
8. 電気ケトルの使い方を見直す
必要な量だけ沸かす。これだけで無駄な電気を約30%カットできます。カップ1杯分なら1杯分だけ、が基本です。
9. ドライヤーの使用時間を短縮する
タオルドライをしっかりしてからドライヤーを使えば、使用時間が半分に。4人家族だと積み重ねで月数百円の差が出ます。
10. 契約アンペアを見直す
必要以上に高いアンペア数で契約していませんか?60A→40Aに下げるだけで、月570円(年間6,840円)の基本料金削減になります。
電力会社の乗り換えで年1万円以上安く
電力自由化により、今は電力会社を自由に選べます。比較サイトを使えば数分で最適プランが見つかり、乗り換えるだけで年間10,000〜15,000円安くなるケースも珍しくありません。一度切り替えれば毎月自動で節約が続くので、手間に対する効果はかなり大きいです。
固定費全体をまとめて整理したい方は固定費見直しツールもあわせて使ってみてください。
まとめ:補助金終了を「家計見直し」のきっかけに
電気代補助金の終了は痛いですが、これを機に電気の使い方を見直せば月2,000〜3,000円の節電は十分可能です。年間にすれば負担増分をまるごと取り戻せる計算になります。
夏に向けてエアコン代が増える前に、家電カテゴリの記事もチェックしておきましょう。今動くか動かないかで、年間の家計に万単位の差が出ますよ。