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保活の始め方とスケジュール 2026年版 — 0歳・1歳入園の準備ガイド

保活のスケジュールを月別に解説。認可・認可外の違い、点数の仕組み、見学のポイントまで。

保活って何から始めればいいの?

「保活」って言葉、妊娠中や産後に初めて聞いて「え、保育園に入るのにそんなに大変なの?」って驚きますよね。正直なところ、私も最初は「申し込めば入れるんじゃないの?」くらいに思っていました。

保活とは、お子さんを保育園に入れるための活動のことです。特に都市部では待機児童の問題があり、希望の保育園に入るためには情報収集・見学・書類準備を計画的に進める必要があるんですよ。

2026年現在、待機児童数は全国的に減少傾向にありますが、人気の園や1歳児クラスはまだまだ激戦です。この記事では、保活のスケジュールをステップごとに解説していきますね。早めに動くことが、保活成功の最大のポイントです。

認可・認可外・認定こども園の違い

まず、保育施設の種類を理解しましょう。大きく3種類あります。

施設の種類運営基準保育料申込先メリット
認可保育園国の基準を満たす世帯年収に応じて(0〜7万円/月)自治体保育料が所得に応じて安い
認可外保育園都道府県に届出施設が設定(5万〜10万円/月)施設に直接入りやすい、独自カリキュラム
認定こども園幼稚園+保育園の機能認可と同程度自治体 or 直接教育+保育の一体型

3〜5歳児は幼児教育・保育の無償化により、認可保育園・認定こども園は保育料無料です。0〜2歳児は住民税非課税世帯のみ無料で、それ以外は世帯年収に応じた保育料がかかります。

認可外保育園も無償化の対象ですが、上限があります(3〜5歳:月3.7万円、0〜2歳:月4.2万円)。

保活スケジュール — 月別やることリスト

4月入園を目指す場合のスケジュールです。0歳児クラス(4月時点で0歳)と1歳児クラスで、動き出す時期が異なります。

時期やることポイント
4月〜5月情報収集開始自治体の保育園一覧をチェック。前年度の倍率・最低点数を確認
6月〜7月保育園の見学予約人気園は見学枠がすぐ埋まるので早めに。5〜10園が目安
7月〜9月保育園見学チェックリストを持参。給食・園庭・保育士の雰囲気を確認
9月〜10月認可外保育園にも申込み認可外は先着順が多い。滑り止めとして申込み
10月〜11月自治体への申込み書類準備就労証明書を勤務先に依頼(2週間程度かかる)
11月〜12月認可保育園の申込み(一次)自治体により締切が異なる。書類不備は致命的!
1月下旬〜2月一次選考結果発表内定 or 不承諾の通知が届く
2月〜3月二次募集・認可外の確認不承諾の場合は二次募集に申込み。認可外の空き確認
3月入園準備面談・健康診断・持ち物準備
4月入園・慣らし保育最初の1〜2週間は慣らし保育(短時間から徐々に延長)

0歳4月入園を目指す場合は、妊娠中から動き始めるのが理想的です。うちも実際に産前から見学を始めて、出産後すぐに書類を準備しました。

点数(指数)の仕組みと加点ポイント

認可保育園の選考は「点数制」で行われます。点数が高い人から入園が決まるんですよね。

点数は大きく「基本指数」+「調整指数(加点・減点)」で計算されます。

項目点数の目安
フルタイム勤務(月20日以上・週40時間以上)20点(両親で40点)
パート勤務(週20〜30時間)12〜16点
求職中6〜10点
育休復帰予定フルタイムと同等

加点される主なケースはこちらです。

  • 認可外保育園に通園中:+2〜3点
  • 兄弟が同じ園に在園中:+1〜2点
  • ひとり親家庭:+5〜10点
  • 育休明けの復帰:+1〜2点
  • 待機期間あり:+1点(自治体による)

自治体ごとに点数の付け方は異なるので、必ずお住まいの自治体の「入園のしおり」で確認してくださいね。点数が同点の場合は、世帯年収が低い方が優先されることが多いです。

保育園見学のチェックリスト10項目

見学は5〜10園くらい行くのがおすすめです。比較することで、園ごとの違いがよくわかります。以下のチェックリストを持参しましょう。

  1. 保育士の子どもへの接し方 — 笑顔で話しかけているか、声かけは丁寧か
  2. 園庭・遊び場の広さ — 外遊びの頻度、近くの公園利用の有無
  3. 給食・おやつの内容 — 自園調理か、アレルギー対応は可能か
  4. お昼寝の環境 — SIDS対策(仰向け寝チェック、呼吸確認)
  5. 持ち物の量 — 布団持ち込み、おむつは紙or布、着替えの枚数
  6. 連絡帳・アプリ — 紙の連絡帳か、ICTアプリを導入しているか
  7. 登園・降園の時間 — 延長保育の時間と追加料金
  8. 病児・病後児対応 — 発熱時のお迎え基準(37.5℃が多い)
  9. 行事の頻度 — 親参加の行事は年何回か(平日開催が多いか)
  10. 保育方針 — のびのび系か教育系か、自分の価値観と合うか

見学は平日の午前中(活動中)がベストです。園児が活動している様子を見ると、保育の質がよくわかりますよ。

保育料の目安 — 世帯年収別

認可保育園の保育料は、世帯の住民税額(所得割)に基づいて決まります。自治体ごとに異なりますが、目安はこちらです。

世帯年収(目安)0〜2歳児の保育料(月額)
〜約270万円(非課税)0円
約300万〜400万円1.5万〜2.5万円
約400万〜500万円2.5万〜3.5万円
約500万〜700万円3.5万〜5万円
約700万〜900万円5万〜6.5万円
約900万円〜6万〜7.7万円(上限)

第2子は半額、第3子以降は無料(自治体により条件あり)です。3〜5歳児は幼児教育・保育の無償化で保育料は無料になります。ただし、給食費や教材費は別途かかる場合がありますよ。

不承諾(落ちた)場合の対策3つ

一次選考で不承諾だった場合でも、諦めないでください。対策はあります。

  • 1. 二次募集に申込む:一次で辞退者が出て空きが出ることがあります。2月〜3月に募集されるので必ずチェック
  • 2. 認可外保育園を確保:認可外に通園しながら、翌年度の認可保育園の申込み時に加点をもらう戦略です。認可外の実績があると+2〜3点が付く自治体が多い
  • 3. 育休を延長する:育児休業給付金は最大2歳まで延長可能(不承諾通知書が必要)。延長中に翌年度の4月入園を再度申込む

うちも実際に第一希望には入れなかったのですが、二次募集で別の園に入れました。二次募集は倍率が下がることも多いので、希望園の幅を広げて申し込むのがコツですよ。

よくある質問

Q. 保活はいつから始めるべきですか?

A. 4月入園なら、入園の約1年前(前年の4〜5月)から情報収集を始めるのが理想的です。0歳4月入園の場合は妊娠中から動き始めるのがベスト。見学は出産前でも受け付けてくれる園が多いですよ。

Q. 0歳と1歳、どちらで入園させるのが入りやすいですか?

A. 一般的に0歳4月入園が最も入りやすいです。0歳児クラスは定員がそのまま空き枠になりますが、1歳児クラスは0歳からの持ち上がりで枠が少なくなります。1歳児クラスの新規枠は0歳児の半分以下というケースも多いです。

Q. 認可外保育園は安全ですか?

A. 認可外でも都道府県の立入調査を受けており、基準を満たしている園がほとんどです。見学時に指導監督基準の適合証明を確認しましょう。企業主導型保育園やインターナショナルスクール型など、質の高い認可外も増えていますよ。

Q. 就労証明書は自分で書けますか?

A. いいえ、就労証明書は勤務先に記入・押印してもらう必要があります。依頼してから2週間程度かかる場合があるので、早めにお願いしましょう。自営業・フリーランスの場合は、開業届や確定申告書のコピーが必要になります。

Q. 保育園に入れなかった場合、育休は延長できますか?

A. はい、認可保育園に申込んで不承諾通知を受けた場合、育児休業を最大2歳まで延長できます。育児休業給付金も2歳まで受給可能です(1歳〜1歳半は給付率67%→50%)。不承諾通知書は大切に保管してくださいね。