毎年秋になると「予防接種どうする?」となりますよね。正直なところ、家族4人分だとけっこうな出費なので、「今年は受けなくてもいいかな…」と思いがち。でも子どもがインフルエンザにかかると、看病で仕事を休むことになり、家族内で次々感染して地獄の1週間が始まる…。
ここでは2026年最新の予防接種費用と、なるべく安く受ける方法を全部まとめます。
インフルエンザ予防接種の費用テーブル
インフルエンザの予防接種は自由診療なので、病院ごとに値段が違います。相場はこちらです。
| 対象 | 接種回数 | 1回あたりの費用 | 合計費用 |
|---|---|---|---|
| 大人(13歳以上) | 1回 | 3,000〜5,000円 | 3,000〜5,000円 |
| 子ども(生後6ヶ月〜12歳) | 2回 | 3,000〜4,000円 | 6,000〜8,000円 |
| 高齢者(65歳以上) | 1回 | 無料〜2,000円 | 定期接種で自治体補助あり |
大人は1回でいいけど、12歳以下の子どもは2〜4週間あけて2回接種が必要なんですよね。これが意外と知られておらず、2回目の予約を忘れる人が多いので注意です。1回だけだと十分な抗体がつきません。
家族4人のシミュレーション
実際に家族4人(パパ・ママ・小学生・幼稚園児)で受けたらいくらかかるか計算してみました。
| 家族 | 回数 | 費用(安め) | 費用(高め) |
|---|---|---|---|
| パパ(大人) | 1回 | 3,000円 | 5,000円 |
| ママ(大人) | 1回 | 3,000円 | 5,000円 |
| 長女(小学3年) | 2回 | 6,000円 | 8,000円 |
| 次男(年中) | 2回 | 6,000円 | 8,000円 |
| 合計 | — | 18,000円 | 26,000円 |
驚きませんか?最大で26,000円ですよ。1ヶ月分の食費の半分くらいが飛んでいく…。だからこそ、安く受ける方法を知っておくことが大事なんです。
安く受ける方法5つ
1. 自治体の補助を使う
多くの自治体が、子どものインフルエンザ予防接種に補助を出しています。金額は自治体ごとに違いますが、1回あたり1,000〜2,000円が一般的。中には全額無料の自治体もあります。お住まいの自治体のホームページで「インフルエンザ 予防接種 助成」と検索してみてください。
2. 早割を利用する
10月の早い時期に予約すると、1回あたり500〜1,000円割引になるクリニックがあります。「早割」「早期割引」で近所のクリニックを検索してみましょう。ワクチンの在庫が確保しやすい時期でもあるので一石二鳥です。
3. かかりつけ医で受ける
普段から通っているかかりつけの小児科や内科だと、相場より500〜1,000円安いことが多いです。大きな病院より地域のクリニックの方が安い傾向があります。子どもの様子も把握してもらえて安心ですね。
4. 家族まとめて割引
一部のクリニックには、家族全員で接種すると1人あたり数百円割引になるプランがあります。「家族割」を実施しているか、予約時に聞いてみましょう。
5. 会社の福利厚生を確認
パパの会社やママのパート先で、インフルエンザ予防接種の補助が出る場合があります。健保組合の福利厚生も要チェック。1人2,000〜3,000円の補助が出ることもあり、家族分を合わせると1万円近く戻ることも。
子どもの補助がある自治体の例
| 自治体 | 補助内容 | 対象年齢 |
|---|---|---|
| 東京都渋谷区 | 1回2,000円補助 | 生後6ヶ月〜中学3年生 |
| 東京都港区 | 1回2,000円補助 | 生後6ヶ月〜中学3年生 |
| 横浜市 | 1回1,000円補助 | 1歳〜小学6年生 |
| 大阪市 | 1回1,500円補助 | 生後6ヶ月〜小学6年生 |
| 名古屋市 | 1回1,000円補助 | 生後6ヶ月〜中学3年生 |
※2026年度の情報です。補助の有無や金額は毎年変わることがあるので、必ずお住まいの自治体の最新情報を確認してください。たとえば渋谷区で子ども2人が2回ずつ受けると、2,000円×4回=8,000円も補助が受けられる計算になります。
もしインフルエンザにかかったら、いくらかかる?
「予防接種代がもったいない」と感じる方は、実際にかかったときの費用も知っておきましょう。じつは予防接種をケチった方が、トータルで高くつくことが多いんです。
| かかったときの費用項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| 初診料・検査・薬代(3割負担) | 2,000〜4,000円/人 |
| 市販の解熱剤・経口補水液など | 1,000〜2,000円 |
| 看病で仕事を休む損失(時給1,200円×8時間×3日) | 約28,800円 |
| 子どもの登園・登校停止による追加負担 | 数千円〜 |
家族内で次々に感染すると、医療費だけで1万円超え、さらに看病で仕事を休む損失が数万円…。予防接種の18,000〜26,000円より、かかったときの方が高くつくことも珍しくありません。インフルエンザは発症から5日かつ解熱後2〜3日は出席停止になるので、その間の付き添いも大きな負担になります。
いつ受けるのがベスト?接種スケジュール
ワクチンの効果が出るまでには接種から約2週間かかり、効果は約5ヶ月続きます。インフルエンザの流行は例年12月〜3月なので、10月下旬〜11月中に接種を終えるのが理想です。
子どもは2回接種が必要で、1回目と2回目は2〜4週間あけます。逆算すると、1回目は10月中旬まで、2回目は11月中旬までに受けておくと安心。受験生がいる家庭は、本番前にしっかり免疫がつくよう、特に早めの接種を心がけましょう。
予防接種は医療費控除の対象外
ここは注意なんですが、インフルエンザの予防接種は医療費控除の対象外です。予防目的の出費は「治療」ではないので、確定申告では使えません。
ただし、インフルエンザにかかって病院を受診した場合の治療費は医療費控除の対象になります。タミフルやリレンザの薬代、診察費は控除できるので、領収書は捨てないでくださいね。
季節の出費は家計収支シミュレーターで管理すると無理なく予算化できます。医療保険の見直しは医療保険くらべるツール、家計の記事は家計カテゴリもどうぞ。
まとめ — 予防接種は「保険」と考えよう
家族4人の予防接種費用は18,000〜26,000円。けっこうな出費ですが、家族全員がインフルエンザにかかったときの看病の大変さ、仕事を休む損失、治療費を考えると、予防接種の方がはるかにコスパが良いです。自治体の補助や早割を賢く使って、なるべくお得に受けましょう。ほかの季節の出費はガイド一覧からチェックできます。