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家計管理

年収400万円で子育ては可能?— リアルな家計シミュレーション

年収400万円での子育て、正直きつい?

「年収400万円で子どもを育てるのは厳しい」ってネットでよく見かけますよね。私も第一子が生まれたとき、まさにこの年収帯でした。結論から言うと、工夫次第で十分やっていけます。ただし、制度をフル活用することが大前提です。

年収400万円の手取りは約320万円、月にすると約27万円。ここから家族3〜4人の生活費を捻出するシミュレーションをしていきましょう。

年収400万円の手取り計算

項目年間月額
額面年収4,000,000円333,333円
所得税約85,000円約7,100円
住民税約165,000円約13,800円
社会保険料約580,000円約48,300円
手取り約3,170,000円約264,000円

ボーナスなしの場合は月約26万円。ボーナスありなら月の手取りはもう少し下がって22〜23万円+ボーナスという形になります。

3人家族(夫婦+子ども1人)のシミュレーション

費目月額割合備考
住居費65,000円25%地方なら5万円台も可能
食費40,000円15%週9,000円+米代
光熱・水道16,000円6%電力会社見直しで削減
通信費6,000円2%格安SIM必須
教育費15,000円6%習い事1つ+教材費
保険料10,000円4%掛け捨て中心
日用品8,000円3%PB商品活用
医療費3,000円1%子ども医療費無料の自治体も
被服費5,000円2%お下がり・フリマ
娯楽・交際費10,000円4%公園・図書館フル活用
貯蓄30,000円11%先取り貯金
予備費56,000円21%急な出費・帰省費など

月26万円でも3万円の貯蓄+5万円以上の予備費を確保できます。余裕はないけど、やっていけないことはありません。

フル活用すべき公的制度

年収400万円だと使える制度がたくさんあります。これを知っているかどうかで、年間数十万円の差がつきます。

制度年間のメリット条件・ポイント
児童手当120,000〜180,000円3歳未満:月15,000円、3歳以上:月10,000円
子ども医療費助成約50,000円節約自治体により中学生まで無料
幼児教育無償化約330,000円3〜5歳の保育料が無料
高等学校等就学支援金約118,800円年収590万円未満は私立も実質無料
住民税非課税世帯向け給付条件次第で数万円ひとり親の場合は該当する可能性あり

特に幼児教育無償化は大きいです。3歳から保育園・幼稚園が無料になるので、年間33万円の節約。これだけで貯蓄がぐっと楽になります。

児童手当を貯金に回す

児童手当を全額貯金に回すと、子ども1人あたり約200万円(0歳〜中学卒業まで)になります。これを教育費専用口座に入れておくだけで、高校・大学の学費のかなりの部分をカバーできます。「もらったお金はなかったことにする」のが一番確実です。

4人家族(子ども2人)の場合

子どもが2人になると、教育費と食費が増えます。正直なところ、月26万円だとかなりタイトです。

費目3人家族4人家族差額
食費40,000円50,000円+10,000円
教育費15,000円25,000円+10,000円
被服費5,000円8,000円+3,000円
医療費3,000円5,000円+2,000円
合計増加+25,000円

月25,000円の増加。これを予備費から補う形になりますが、共働きができれば世帯年収600万円以上になって余裕が出ます。扶養内パート(月8万円)でも年96万円の収入増です。

まとめ — 年収400万円でも子育てはできる

年収400万円での子育ては「余裕がある」とは言えません。でも制度をフル活用して、固定費を最小化すれば、十分やっていけます。大事なのは「うちは無理」と諦めないこと。児童手当・幼児教育無償化・格安SIM・先取り貯金。この4つだけでも実践すれば、見える景色が変わりますよ。

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