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小児科の選び方と医療費ガイド — 乳幼児健診・予防接種のスケジュールと費用

小児科のかかりつけ医選びチェックリスト、予防接種スケジュール(定期・任意)、任意接種の費用一覧、乳幼児医療費助成制度まで。子どもの医療費にまつわる不安をまるっと解消します。

小児科って、どう選べばいいか迷いますよね

赤ちゃんが生まれて、最初に悩むのが「かかりつけの小児科、どこにしよう?」ということ。近所にいくつかあるけど、口コミ見てもイマイチわからないし、先生との相性もあるし…。

それに、予防接種のスケジュールがけっこう複雑で、「任意接種って受けた方がいいの?」「いくらかかるの?」って疑問もありますよね。ここでは、小児科の選び方のポイントと、予防接種・医療費のことをまとめてお伝えします。

かかりつけ小児科の選び方チェックリスト

以下の項目を参考に、2〜3件の候補を見学・受診してみるのがおすすめです。

チェック項目ポイント重要度
自宅からの距離車or徒歩15分以内が理想★★★★★
診療時間土曜診療・夕方診療の有無★★★★★
予約システムWeb予約・順番取りシステムがあると待ち時間短縮★★★★☆
待合室の工夫感染症と非感染症の待合が分かれているか★★★★☆
先生の説明わかりやすく丁寧に説明してくれるか★★★★★
看護師・スタッフの対応親の不安に寄り添ってくれるか★★★★☆
予防接種の対応同時接種OK?スケジュール管理してくれる?★★★★☆
乳幼児健診の実施健診もやってくれると一箇所で済む★★★☆☆
駐車場の有無車移動が多い地域では必須★★★☆☆
口コミ・評判Googleレビューやママ友の評判★★★☆☆

最重要なのは「距離」「診療時間」「先生の説明のわかりやすさ」の3つ。子どもが急に具合悪くなったとき、遠い病院には通えません。

複数のかかりつけを持つという選択肢

「かかりつけは1つじゃなきゃダメ?」って思われがちですが、メインの小児科+サブの小児科を持っておくと安心です。メインが休診の水曜や日曜に急病になったとき、サブがあると焦りません。

予防接種スケジュール — 定期接種と任意接種

定期接種(無料)のスケジュール

ワクチン名接種回数推奨時期費用
B型肝炎3回生後2ヶ月〜無料
ロタウイルス2〜3回生後2ヶ月〜無料
ヒブ(Hib)4回生後2ヶ月〜無料
小児用肺炎球菌4回生後2ヶ月〜無料
四種混合(DPT-IPV)4回生後2ヶ月〜無料
BCG1回生後5〜8ヶ月無料
麻しん・風しん(MR)2回1歳・年長児無料
水痘(みずぼうそう)2回1歳〜無料
日本脳炎4回3歳〜無料

定期接種はすべて無料。接種時期を逃さないように、母子手帳のスケジュール欄をチェックしましょう。多くの小児科では次回の接種日を教えてくれますが、「VPDを知って、子どもを守ろうの会」のWebサイトにあるスケジュール表も便利です。

任意接種(自費)の費用テーブル

ワクチン名接種回数推奨時期費用(1回あたり)合計費用
おたふくかぜ2回1歳・年長児5,000〜7,000円10,000〜14,000円
インフルエンザ2回/年(13歳未満)毎年10〜11月3,000〜4,000円6,000〜8,000円/年
髄膜炎菌1回2歳〜20,000〜25,000円20,000〜25,000円

おたふくかぜワクチンは強くおすすめします。おたふくかぜにかかると難聴になるリスクがあり、一度なったら治りません。1万円程度で子どもの聴力を守れると思えば、コスパは最高です。

インフルエンザワクチンは毎年の出費になりますが、家族4人で年間24,000〜32,000円かかります。自治体によっては子どものインフルエンザ予防接種に補助が出る場合もあるので、確認してみてください。

子どもの医療費 — 自治体の助成制度

乳幼児医療費助成とは

ほとんどの自治体で、子どもの医療費は自己負担ゼロ〜数百円に軽減されています。健康保険証と一緒に「医療証(マル乳・マル子)」を窓口に出すだけでOK。

自治体の例対象年齢自己負担
東京23区(多くの区)0歳〜中学3年生無料
横浜市0歳〜中学3年生無料
大阪市0歳〜18歳1医療機関500円/月まで
名古屋市0歳〜中学3年生無料
福岡市0歳〜中学3年生無料(通院)

最近は高校生まで無料に拡大する自治体が増えています。転入時に手続きが必要なので、引っ越したら忘れずに申請しましょう。

助成でカバーされないもの

  • 任意の予防接種:上記テーブルの通り自費
  • 健康診断書・文書料:数百円〜数千円
  • 入院時の食事代:1食460円
  • 差額ベッド代(個室):1日5,000〜30,000円
  • 薬局での市販薬:全額自費

乳幼児健診のスケジュール

健診名時期場所費用主な内容
1ヶ月健診生後1ヶ月出産した病院3,000〜5,000円体重増加・黄疸チェック
3〜4ヶ月健診生後3〜4ヶ月自治体(集団)無料首すわり・股関節
6〜7ヶ月健診生後6〜7ヶ月小児科(個別)無料(受診券)お座り・離乳食の相談
9〜10ヶ月健診生後9〜10ヶ月小児科(個別)無料(受診券)はいはい・つかまり立ち
1歳6ヶ月健診1歳6ヶ月自治体(集団)無料歩行・言葉・歯科
3歳健診3歳自治体(集団)無料視力・聴力・尿検査

1ヶ月健診だけ自費(3,000〜5,000円)ですが、それ以外はすべて無料。受診券が届いたら忘れずに受けましょう。特に1歳6ヶ月健診と3歳健診は、発達の確認やフォローにつながる大事な機会です。

夜間・休日の受診 — 知っておくべき連絡先

  • #8000(小児救急電話相談):夜間や休日に看護師・小児科医に電話相談できる。「病院に行くべき?」と迷ったらまずここ
  • 自治体の夜間救急診療所:多くの市区町村にあり。事前に場所と診療時間を確認しておく
  • こども医療でんわ相談(#7119):救急車を呼ぶかどうか迷ったときの相談窓口

#8000は必ずスマホに登録しておいてください。深夜に子どもが高熱を出すと、冷静な判断ができなくなります。プロに電話1本で相談できるだけで、気持ちがだいぶ楽になりますよ。

まとめ — 小児科は「元気なうちに」探しておこう

子どもが病気になってから慌てて病院を探すのは大変です。元気なうちに2〜3件の小児科を受診して、かかりつけを決めておくのが一番。予防接種や健診のタイミングで雰囲気を確かめるのがおすすめです。

子どもの医療費助成の詳細は乳幼児医療費助成ガイドへ。病気のときの仕事の対応は病児保育・看護休暇ガイドもあわせてチェックしてください。

免責事項:本記事は2026年3月時点の公開情報をもとに作成した一般的な情報提供記事です。予防接種のスケジュールや費用は変更される場合があります。医療費助成の内容は自治体によって異なります。最新の正確な情報は、かかりつけ小児科またはお住まいの市区町村にご確認ください。本記事は医療上のアドバイスを提供するものではありません。個別の医療判断は必ず医師にご相談ください。