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教育費

4〜6歳(幼稚園・保育園期)の子育て費用 — 無償化後のリアルな支出

幼児教育無償化後も意外とかかる4〜6歳の子育て費用を解説。幼稚園vs保育園の比較、習い事の開始費用、小学校準備費用まで。

無償化されたはずなのに…なんでこんなにかかるの?

2019年10月から幼児教育・保育の無償化がスタートして、「やった、保育料タダになる!」って喜んだママ、多かったと思います。私もその1人。でもね、実際に4歳の子どもを幼稚園に通わせ始めたら、「え、全然タダじゃないんですけど…」ってなったんですよ。

無償化の対象はあくまで「基本の保育料」だけ。給食費、バス代、延長保育、制服代、教材費…これ全部、自己負担なんです。ぶっちゃけ、毎月2〜3万円は普通にかかってます。

ここでは、無償化後のリアルな4〜6歳の費用をまとめます。幼稚園と保育園の違いも比較しているので、これから入園を考えている方はぜひ参考にしてください。

幼稚園 vs 保育園 — 費用比較テーブル

「幼稚園と保育園、どっちが安いの?」って聞かれることが多いんですが、無償化後の今は意外な結果になるんですよね。

費目公立幼稚園私立幼稚園認可保育園
基本保育料無償月25,700円まで無償無償(3〜5歳)
給食費3,000〜5,000円/月4,000〜7,000円/月6,000〜8,000円/月
バス代なし(徒歩通園が多い)3,000〜4,000円/月なし
延長保育500〜1,000円/回500〜1,500円/回基本保育内に含む
制服・体操服1〜2万円(入園時)3〜6万円(入園時)不要が多い
教材費・行事費2,000〜3,000円/月3,000〜5,000円/月1,000〜3,000円/月
PTA・父母会費500〜1,000円/月500〜2,000円/月500〜1,000円/月
月額合計の目安5,000〜1万円1〜2万円7,000〜1.2万円

意外でしょ?公立幼稚園が一番安いんですけど、そもそも公立幼稚園ってどんどん減ってるんですよね。地域によっては選択肢がないことも。私立幼稚園の場合、無償化の上限25,700円を超える分は自己負担なので、実は月1〜2万円くらいはかかるのがリアルです。

無償化後も残る費用一覧

「無償化でカバーされない費用」をリストアップしました。これを知っておくと、入園後のギャップが少なくなります。

毎月かかるもの

  • 給食費:主食費1,000〜3,000円+副食費4,500円前後。年収360万円未満世帯は副食費免除
  • バス代:私立幼稚園で月3,000〜4,000円。往復で年間4万円近く
  • 教材費:ワークブック、クレヨン、のりなど。月1,000〜3,000円
  • 延長保育料:働くママは月5,000〜15,000円。新2号認定を取ると月11,300円まで無償になる場合あり

年1回〜の出費

  • 制服・体操服の買い替え:サイズアウトで年1回。1万円前後
  • 遠足・お泊まり保育:年1〜3回、1回2,000〜5,000円
  • 写真代:園の行事写真を購入。年間5,000〜10,000円(地味に高い)
  • 卒園アルバム積立:月500〜1,000円×年長1年間

写真代は本当にバカにならなくて、うちは運動会・遠足・発表会の写真を全部買ってたら年間8,000円になってました。今は園もオンライン販売が増えてきて、つい「かわいいから全部欲しい」ってポチっちゃうんですよね…。

習い事が始まる年齢 — 4歳からの「習い事費用」

4〜6歳は「習い事デビュー」のピーク。園のお友達が始めたのを聞いて「うちも!」ってなるパターン、あるあるですよね。

習い事月謝の目安開始年齢の目安初期費用
スイミング6,000〜10,000円3〜4歳5,000〜10,000円
体操教室5,000〜8,000円3〜4歳3,000〜8,000円
ピアノ7,000〜12,000円4〜5歳5〜50万円(楽器代)
英語8,000〜15,000円4〜5歳10,000〜20,000円
サッカー3,000〜8,000円4〜5歳10,000〜20,000円

1つだけなら月6,000〜10,000円くらいで済みますが、2つやると一気に月1.5〜2.5万円に。さらに送迎の時間もかかるし、土日が全部習い事で埋まるという…。子どもの「やりたい!」を全部叶えてあげたい気持ちはあるけど、家計とのバランスは大事です。費用の見通しは習い事費用計算機でチェックしてみてください。

年長の小学校準備費用 — 意外と盲点

年長になると「小学校準備」の費用がドッと来ます。これ、意外と知らないパパママが多いんですよね。

アイテム費用の目安備考
ランドセル30,000〜80,000円平均は5〜6万円。ラン活は年中〜年長春がピーク
学習机・椅子30,000〜100,000円リビング学習派なら不要という選択も
文房具セット5,000〜10,000円学校指定のものがある場合も
体操服・上履き5,000〜10,000円学校指定品
通学用品(雨具等)5,000〜10,000円防犯ブザー、傘、レインコートなど
入学式の服5,000〜20,000円子どもの服+親の服も必要

合計すると8〜20万円くらい。ランドセルがやっぱり一番大きいですよね。最近は「ラン活」って言葉があるくらいで、年中の秋くらいから情報収集を始める家庭が多いみたいです。うちは出遅れて人気の色が売り切れてて、子どもにがっかりされました…早めに動くの大事。

4〜6歳の3年間トータル費用

ざっくりまとめると、4〜6歳の3年間でかかる費用はこんな感じです。

  • 園の自己負担費用:年間10〜25万円 × 3年 = 30〜75万円
  • 習い事費用:年間7〜30万円 × 3年 = 21〜90万円
  • 小学校準備費用:8〜20万円
  • 3年間のトータル:約60〜185万円

児童手当(3歳〜は月10,000円、第3子は月30,000円)を差し引いても、年間かなりの出費です。でも0〜3歳の時期に比べると、支援制度を活用しやすくなるのは良い点。0〜3歳の費用と合わせて、トータルの見通しを立てておくと安心ですよ。

小学校に上がるとまた費用構造がガラッと変わります。小学生の子育て費用ガイドもぜひ読んでみてくださいね。