小学生の6年間、トータルでいくらかかる?
保育園・幼稚園が終わって「やっと保育料から解放される!」って思ったのもつかの間。小学校に入ったら入ったで、意外とお金かかるんですよ。
文部科学省の「子どもの学習費調査(2023年度)」によると、公立小学校に通う子どもの年間学習費は約35万円。これ、学校外活動費(習い事・塾)も含めた金額です。6年間で約210万円。ただし、これはあくまで平均値。実感としては、低学年と高学年でかなり差があるんですよね。
うちの上の子が今小4なんですが、低学年のときは「小学校って安いな〜」って思ってたのに、3年生から塾を始めたら一気に月の教育費が倍になりました。学年が上がるにつれてジワジワ増えていく感じ、リアルにお伝えします。
学年別の費用テーブル
低学年・中学年・高学年で費用がどう変わるか、細かく見ていきましょう。
| 費目 | 低学年(1〜2年) | 中学年(3〜4年) | 高学年(5〜6年) |
|---|---|---|---|
| 給食費 | 4,000〜5,000円/月 | 4,500〜5,500円/月 | 4,500〜5,500円/月 |
| 学用品・教材費 | 1,500〜3,000円/月 | 2,000〜3,000円/月 | 2,000〜4,000円/月 |
| PTA会費 | 300〜500円/月 | 300〜500円/月 | 300〜500円/月 |
| 習い事 | 5,000〜15,000円/月 | 10,000〜25,000円/月 | 10,000〜30,000円/月 |
| 学習塾 | ほぼなし | 0〜20,000円/月 | 10,000〜40,000円/月 |
| 学童保育 | 5,000〜15,000円/月 | 5,000〜15,000円/月 | 利用減少 |
| 食費増加分 | +3,000円/月 | +5,000円/月 | +8,000円/月 |
| 月額合計目安 | 2〜4万円 | 3〜6万円 | 4〜8万円 |
低学年のうちは月2〜4万円で収まることが多いんですが、中学受験を考え始める小3〜小4あたりから塾代が一気にドンと乗ってきます。これが本当に大きくて、進学塾だと小6になると月5〜8万円かかるケースもザラなんですよね。
低学年(1〜2年)のポイント
低学年は一番お金がかからない時期。学童保育を使うかどうかが大きな分かれ目です。公立学童なら月5,000〜8,000円、民間学童だと月3〜5万円と差がかなり大きいので、早めにリサーチしておくのがおすすめ。
あと、1年生は「学用品の名前つけ」で地味にお金が飛びます。お名前シール、算数セット用の小さなシール、防犯ブザー…入学準備で2〜3万円くらいは覚悟しておいた方がいいです。
中学年(3〜4年)のポイント
中学受験を視野に入れるなら、小3の2月(新小4)から塾に通い始めるのが一般的です。四大塾(SAPIX・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミー)だと入塾時の費用が5〜10万円、月謝が2〜4万円。テスト代や教材費を含めると年間40〜60万円になることも。
「うちは中学受験しないから関係ない」という家庭でも、この時期から学力差が開き始めるので、通信教育や個別指導塾を検討するケースが増えます。
高学年(5〜6年)のポイント
中学受験する場合、小6の費用は正直エグいです。塾の月謝+夏期講習+冬期講習+模試代…年間100〜150万円というデータも。受験しない場合でも、中学の制服代や準備費で卒業前に5〜10万円は必要です。修学旅行の積立も始まりますしね。
公立 vs 私立の差額テーブル
「やっぱり私立って高いの?」って気になりますよね。その差、数字で見ると衝撃的です。
| 費目 | 公立小学校(年間) | 私立小学校(年間) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 学校教育費 | 約6万円 | 約96万円 | 約90万円 |
| 学校給食費 | 約5万円 | 約5万円 | ほぼ同じ |
| 学校外活動費 | 約25万円 | 約66万円 | 約41万円 |
| 年間合計 | 約35万円 | 約167万円 | 約132万円 |
| 6年間合計 | 約210万円 | 約1,000万円 | 約790万円 |
6年間で約790万円の差…これは大きい。私立小学校は授業料だけで月6〜8万円かかるところが多く、さらに寄付金や施設費も加わります。家庭の教育方針次第ですが、費用面だけ見ると公立が圧倒的にコスパは良いですよね。
細かい費目の内訳
給食費
月額4,000〜5,500円が相場。年間で約5万円。自治体によっては無償化しているところもあります(2026年4月時点で全国約3割の自治体が完全無償化)。お住まいの自治体が無償化対象かどうかは確認しておきましょう。
学用品費
ノート、えんぴつ、絵の具セット、リコーダー、裁縫セット…学年が上がるたびに新しいものが必要になります。特に高学年で必要になる裁縫セットや書道セットは1つ3,000〜5,000円。「また何か買わないといけないの?」ってなるやつです。
PTA費
月300〜500円が一般的。金額自体は小さいですけど、PTA活動で消える時間と労力のコストは…ここでは言いませんが(笑)。
小学生の教育費を抑えるコツ
- 通信教育を活用:進研ゼミやスマイルゼミは月3,000〜6,000円。塾の3分の1以下のコスト
- 図書館を活用:ドリルや参考書は図書館にもある。問題集のコピーでOKなことも
- 自治体の学習支援:無料の学習教室を開催している自治体が増えています
- 就学援助制度:年収目安で世帯年収400万円以下なら給食費・学用品費の補助が受けられる場合あり
- 習い事は「本当に好きなもの」に絞る:惰性で続けている習い事がないか、年に1回は見直しを
教育費の長期シミュレーションは小学校の教育費ページで詳しく計算できます。また、全体の学費見通しを立てたい方は学費トータル計算機も活用してみてください。
中学に上がるとさらに費用が増えます。中学生の子育て費用ガイドで予習しておくのがおすすめです。