KL
教育費トレンド

進級時の学用品・体操服の買い替えはいくら?【2027年】学年別の費用と準備リスト

進級のたびに地味にかさむ学用品の買い替え費用を学年別テーブルで整理。体操服・上履き・水着のサイズアップ、3年生の習字セットや4年生の絵の具・リコーダー、中学の制服のサイズ直しまで、必要な時期と金額の目安、節約のコツをまとめました。

Sponsored

入学のときより、実は「進級のたび」の出費がじわじわ効いてくるんです

入学準備は「一大イベント」として身構えるので、ある程度お金がかかることは覚悟しますよね。でも意外と盲点なのが、2年目以降の進級にともなう買い替え。春休みにふと体操服を出してみたら、袖がツンツルテンで丈も短い…なんて経験、ありませんか。

正直なところ、この進級時の出費は「まとめて請求書が来る」わけではないので、家計簿の上でも見えづらいんです。体操服を1枚買って、上履きを1足買って、学年だよりに書かれた習字セットを注文して…と少額の出費が重なり、気づけば春だけで2〜3万円が飛んでいた、ということも珍しくありません。

この記事では、新入学ではなく「進級(2年目以降)」に絞って、学年ごとに何が必要になるのか、いくらくらいかかるのかを整理しました。わが家の失敗も交えつつ、買い替えのタイミングと抑え方までお話ししますね。

学年別・進級時の買い替え費用の目安

まずは全体像から。子どもの成長ペースによって前後しますが、ざっくりした相場感はこのくらいです。

進級する学年買い替え費用の目安主な出費の中身
小学2年生5,000〜10,000円上履き、体操服の予備、文具の補充
小学3年生12,000〜20,000円習字セット、リコーダー、体操服のサイズアップ
小学4年生10,000〜18,000円絵の具セット、裁縫道具(学校による)、水着
小学5年生15,000〜25,000円体操服・水着の全面買い替え、裁縫セット、宿泊行事の備品
小学6年生10,000〜20,000円サイズアップ全般、修学旅行の持ち物
中学2年生15,000〜30,000円制服のサイズ直しまたは買い替え、体操服、シューズ
中学3年生10,000〜25,000円制服・靴の買い替え、受験用の備品

ポイントは「3年生」「5年生」「中学2年生」の3回が山になりやすいこと。3年生と5年生は教材が一気に増えるタイミング、中2は体格が急に変わって制服がもたなくなるタイミングです。この3回だけでも先に見込んでおくと、春に慌てずに済みますよ。教育費全体の見通しを立てたい方は学費トータルシミュレーターで長期の流れも確認してみてください。

小学校の学年別・買い替えが必要になるもの

小学校は6年間もあるので、途中で必ずサイズが合わなくなります。とくに低学年から高学年に上がるタイミングが最大の分かれ目です。

体操服 — 3年生と5年生でサイズが変わりやすい

体操服は入学時に120cmや130cmを買っても、3年生で140cm、5年生で150〜160cmへと2回ほど買い替えが発生するのが一般的です。上下セットで3,000〜6,000円、指定品だと1枚あたり2,000円台後半になる学校もあります。

わが家の失敗談ですが、「大きめを買えば長く着られる」と160cmを3年生で買ったら、袖も丈もダボダボで本人が嫌がり、結局着てくれませんでした。ワンサイズ上までにしておくのが無難です。体育の授業は週2〜3回あるので、洗い替えを含めて2セット持っておくと親の洗濯負担もぐっと減りますよ。

上履き — 年1〜2回は必ず買い替え

上履きは1足1,200〜2,500円。成長期は半年でサイズが変わるので、年に1〜2足は見込んでおきましょう。学期末に持ち帰ったタイミングで足のサイズを測って、必要なら新学期前に買っておくのが定番の流れです。同じサイズを2足ストックしておくと、洗って乾かない朝のバタバタが解消されます。

水着・水泳用品 — 意外と毎年つらい

水着は2,500〜5,000円、水泳帽が500〜1,200円、ゴーグルが1,000〜2,500円。水着は伸縮素材なので1年は持つことが多いのですが、身長が伸びると肩紐が食い込んで痛がるようになります。「まだ着られる」ではなく本人が痛がっていないかを基準にしましょう。プールバッグやラップタオルも合わせると、水泳シーズン前だけで5,000円前後は覚悟が必要です。

学年で増える教材 — 3年生と4年生が山場

教材必要になる時期の目安費用の目安
リコーダー(ソプラノ)3年生1,000〜2,500円
習字セット3年生3,000〜5,000円
絵の具セット3〜4年生3,000〜5,000円
裁縫セット5年生3,000〜5,000円
彫刻刀セット4〜6年生2,000〜3,500円
アルトリコーダー中学1年(小6の学校も)2,500〜4,000円

これらは学校で申込書が配られることがほとんどですが、「学校指定でなければ市販品でもOK」という場合も多いんです。学年だよりに「同等品可」と書かれていたら、量販店やネットで探すと2〜3割安く済むことがあります。ただし、絵の具の色数や習字の下敷きのサイズなど、細かい条件が指定されていることもあるので、確認はしてくださいね。

中学校の学年進行で必要になるもの

中学は制服がある分、進級時の出費の質が変わります。教材が増えるというより、体格の変化についていくための出費が中心です。

項目内容費用の目安
制服のサイズ直し(丈出し)スカート・ズボンの裾、袖丈3,000〜8,000円
制服の買い替え(上着)成長で直しきれない場合15,000〜30,000円
ワイシャツ・ブラウス2〜3枚の追加3,000〜9,000円
体操服の買い替え上下セット5,000〜10,000円
通学靴・上履き足のサイズアップ3,000〜8,000円
部活の用具・シューズ種目により大きく変動5,000〜30,000円

中学の制服は入学時に「大きめ」を買っているので、1年生の間は折り返しや裾上げでしのげます。問題は中学2年生。とくに男子は身長が一気に10cm以上伸びることもあり、直しの余分がなくなって買い替えになるケースが出てきます。

裾上げの糸をほどいて丈を出す「丈出し」は、購入した制服店で対応してもらえることが多く、1か所3,000円前後が目安。買い替えより圧倒的に安いので、まずは直しで対応できないか相談してみましょう。制服のリユース(卒業生から譲り受ける制度)を実施している学校やPTAもあるので、学校に確認してみる価値はありますよ。部活にかかる費用が読めない方は部活動費用計算ツールで種目別に試算しておくと安心です。

買い替えのタイミングを外さないコツ

進級時の出費でいちばんもったいないのが、「まだ使えたのに買ってしまった」「新学期に間に合わず慌てて割高な店で買った」の2パターンです。これを避けるコツを整理しますね。

  1. 春休みの最初の週に一斉チェック — 体操服、上履き、水着、給食エプロンをまとめて出して、本人に着せてみる。「なんとなく」ではなく実際に着るのが大事です
  2. 足のサイズは3か月に1回測る — 靴だけは自己申告に頼るとサイズが合わないまま我慢していることがあります
  3. 学年だよりを保管しておく — 「4年生になったら絵の具セットが必要」といった情報は前年度末に出ることが多いので、写真に撮って残しておく
  4. 3月上旬までに注文を済ませる — 3月下旬は学用品店も量販店も混み合い、指定サイズが欠品しがち。ネット注文も配送が遅れます

わが家では春休み初日を「学用品の日」と決めて、子どもと一緒に全部出してチェックしています。子ども自身も「これはもうきつい」と自分で気づくので、話が早いんですよね。

進級の出費を抑える5つの工夫

  • 指定品かどうかを毎回確認する — 「指定」と思い込んでいたものが実は自由だった、というのはよくある話。学校に一度聞いてみましょう
  • 教材は「同等品可」なら市販品を検討 — 習字セットや絵の具セットは、市販品なら1,000〜2,000円安く済むことがあります
  • おさがり・リユースを活用 — きょうだいや近所のお家、学校のリユース制度。とくに使用頻度の低い彫刻刀や裁縫セットは状態がいいことが多いです
  • セールのタイミングを狙う — 水着は夏の終わりの型落ちセール、体操服の予備は量販店の新学期セール前に。1〜2割は変わります
  • 買い替え費用を毎月積み立てる — 月2,000円でも年間24,000円。春の出費が「特別費」ではなく「予定内」になります

とくに最後の積み立ては効果が大きいです。進級の買い替えは毎年必ず発生するものなので、突発的な出費として扱わず、最初から家計に組み込んでしまうほうがラク。家計簿バランスシミュレーターで年間の教育関連費として枠を作っておくと、春が来ても慌てなくなりますよ。子ども服の買い替えとまとめて考えたい方は子どもの冬服買い替え費用ガイドも参考になります。

よくある質問

Q. 体操服は何セット持っておくのがいい?

体育が週2〜3回ある小学校なら2セットが現実的です。1セットだと洗濯が間に合わない日が必ず出てきますし、泥汚れがひどいときに困ります。ただしサイズアップの直前なら1セットで乗り切って、次のサイズで2セット揃えるほうが無駄がありません。

Q. 学用品はどのくらい大きめを買えばいい?

体操服や制服はワンサイズ上までが目安です。2サイズ上は動きにくく、本人が着るのを嫌がったり、体育でつまずいたりする原因になります。靴は0.5〜1cm大きめまで。それ以上だと脱げてしまい危険です。

Q. 中学の制服は買い替えとサイズ直し、どっちが得?

まずはサイズ直しを検討してください。裾や袖の丈出しは1か所3,000円前後で、買い替えの数分の一で済みます。ただし肩幅や身幅が明らかに合っていない場合は直しでは対応しきれないので、そのときは買い替えを。制服店に一度見てもらうと判断がつきやすいですよ。

Q. 兄弟のおさがりはどこまで使える?

裁縫セットや彫刻刀、絵の具セットのケースなど、使用頻度が低いものはほぼ問題なく使えます。ただし絵の具や習字の墨汁は消耗品なので中身の補充が必要ですし、リコーダーは衛生面から本人専用にする家庭が多いです。上履きや水着など直接肌に触れるものも新調するのが一般的ですね。

Q. 学年の途中でサイズが合わなくなったら?

成長期は学期の途中でも普通に起こります。無理に我慢させると集中できなくなるので、気づいた時点で買い替えを。とくに靴と体操服は身体に直接影響するので早めの対応が正解です。年度途中の出費に備えて、少額でも予備費を確保しておくと安心ですね。

まとめ:山になる学年を知っておけば、春は怖くない

進級時の買い替え費用は、小学校なら年5,000〜25,000円、中学なら年10,000〜30,000円が目安。とくに小3・小5・中2が出費の山になりやすいので、その年だけでも先に見込んでおくと家計へのダメージが違います。

体操服や上履きはワンサイズ上まで、教材は「同等品可」かを確認、そしておさがりやリユースをうまく使う。この3つを意識するだけで、年間で1万円近く変わることもありますよ。春休みの最初の週に家族で一斉チェックする習慣をつけて、3月上旬までに注文を終わらせておきましょう。

卒園・卒業のタイミングの出費とあわせて計画したい方は卒園・卒業にかかる費用ガイドを、教育費全体の見通しは教育費カテゴリもあわせてどうぞ。

Sponsored
Sponsored