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家計管理トレンド

入学祝いの相場はいくら?【2027年】関係別の金額・渡す時期・お返しのマナー

入学祝いの相場を祖父母・おじおば・友人など関係別テーブルで整理。渡す時期の目安、現金とギフトの選び方、内祝い(お返し)の相場と時期、丁寧に辞退する伝え方まで、渡す側ともらう側の両方の視点でわかりやすくまとめました。

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入学祝い、「いくら包む?」も「どうお返しする?」も毎回迷いますよね

春が近づくと親戚のあいだで話題に上がるのが入学祝い。姪っ子が小学校に上がる、甥っ子が中学に進む…となると、「いくら包めばいいんだろう」と真剣に悩みますよね。少なすぎても失礼だし、多すぎると相手にお返しの負担をかけてしまう。

逆に自分の子がもらう側になったときは、「お返しはいるの?」「いつまでに?」という別の悩みが出てきます。正直なところ、このあたりのマナーって誰も正面から教えてくれないんですよね。

この記事では、渡す側ともらう側の両方の視点から、関係別の相場、渡す時期、現金とギフトの選び方、内祝いの相場、そして辞退したいときの伝え方まで整理しました。「これを読めば毎年迷わなくなる」を目指してまとめています。

関係別・入学祝いの相場テーブル

まずは一番知りたい相場から。金額は関係の近さと進学先で変わりますが、目安はこのくらいが一般的です。

関係小学校中学校高校大学・専門
祖父母(孫へ)10,000〜50,000円10,000〜50,000円10,000〜50,000円30,000〜100,000円
おじ・おば(甥姪へ)5,000〜10,000円5,000〜10,000円10,000円前後10,000〜30,000円
兄弟姉妹(甥姪へ)5,000〜10,000円5,000〜10,000円10,000円前後10,000〜30,000円
いとこ・親戚3,000〜5,000円3,000〜5,000円5,000〜10,000円5,000〜10,000円
友人・知人3,000〜5,000円3,000〜5,000円3,000〜5,000円5,000〜10,000円
職場の同僚3,000円前後3,000円前後3,000〜5,000円5,000円前後

いちばん幅が大きいのが祖父母です。1万円という家庭もあれば、ランドセル代として5万円以上を渡す家庭もあるので、正解はありません。「ランドセルを買ってあげる代わりに現金は渡さない」というスタイルもごく一般的ですね。

おじ・おばの場合は5,000〜10,000円が最も多いゾーン。大学入学だけは学費の負担が大きいこともあって、金額が一段上がる傾向があります。

覚えておきたいのは、入学祝いは「日頃のお付き合いの深さ」で決めていいということ。会う機会がほとんどない親戚に無理して高額を包む必要はありませんし、逆に近くに住んでいてよく可愛がっている甥姪なら相場より少し厚くしても構いません。

渡す時期はいつがいい?

意外と迷うのが渡すタイミング。基本の考え方はシンプルです。

タイミング時期の目安ひとこと
最も丁寧入学式の2〜3週間前(3月中旬〜下旬)準備の足しにしてもらえる
一般的3月上旬〜入学式前まで合格・進学が決まってから
遅くとも入学式後1か月以内(4月中)これを過ぎると気まずくなりがち
大学受験の場合合格発表後すぐ〜3月中合格前に渡すのは避ける

ポイントは「入学準備にかかる出費の前に届く」こと。ランドセルや制服、学用品の支払いは入学式よりずっと前に発生するので、3月中旬までに渡せると本当に喜ばれます。

逆に絶対に避けたいのが、受験の合否が出る前に渡すこと。中学受験や高校受験、大学受験がある場合は、必ず合格が決まってからにしましょう。よかれと思って先に渡すと、万が一のときに気まずい思いをさせてしまいます。

もし渡しそびれてしまったら、正直に「遅くなってごめんなさい」と一言添えて渡せば大丈夫。ゴールデンウィークくらいまでなら、まったく問題ありませんよ。

現金とギフト、どちらがいい?

これも悩ましいところですよね。それぞれのメリットを整理してみます。

現金ギフト(品物)ギフトカード・図書カード
喜ばれやすさ◎ 一番助かる△ 好みが分かれる○ 使い道が選べる
相手の手間少ない置き場所に困ることも少ない
気持ちの伝わりやすさ◎ 選んだ気持ちが伝わる
向いている関係祖父母、おじおば友人、近しい親戚友人、職場の同僚
金額の目安相場どおり相場と同額程度3,000〜10,000円

結論から言うと、親族なら現金、友人ならギフトや図書カードという使い分けが無難です。とくに小学校・中学校の入学は買うものが山ほどあるので、現金がいちばんありがたいというのが親の本音でしょう。

品物を選ぶなら、事前に何が必要か聞いてしまうのが一番です。「学用品で足りないものある?」とさらっと聞けば、相手も遠慮せず教えてくれます。定番は図書カード、腕時計(中学以上)、文房具セット、リュックなど。ランドセルや自転車のような高額品は、必ず事前相談を。すでに祖父母が買う予定になっていることも多いですからね。

のし袋は紅白の蝶結び(花結び)を使い、表書きは「御入学祝」または「祝御入学」。何度あってもよいお祝いなので、結び切りではなく蝶結びです。お札は新札を用意しましょう。

お返し(内祝い)の相場と時期 — もらう側の視点で

ここからは、もらう側の話です。入学祝いをいただいたとき、まず知っておきたいのが「基本的にお返しは不要」という原則。

入学祝いは子どもへのお祝いであり、子ども自身には収入がないため、お返しは必要ないというのが本来の考え方です。とはいえ「何も返さないのは気が引ける」という気持ちも分かりますよね。実際には、いただいた相手との関係によって対応を分ける家庭が多いようです。

相手お返しの要否お返しの目安
祖父母基本は不要子どもからの手紙・写真・電話でお礼
おじ・おば不要だが返す家庭もいただいた額の3分の1〜半額
親戚・いとこ返すのが無難3分の1〜半額
友人・知人返すのが無難3分の1〜半額
職場の同僚返すのが無難半額程度、または個包装の菓子

お返しの時期は、いただいてから1か月以内が目安。入学式が終わって落ち着いた4月中〜下旬に、まとめて手配する家庭が多いです。

のし紙は入学祝いと同じく紅白の蝶結び、表書きは「内祝」で、名前は子どもの名前(下の名前だけでも可)を書きます。ここは親の名前ではないので注意してくださいね。

何を返すといい?

定番は焼き菓子の詰め合わせ、コーヒー・紅茶のセット、タオル、カタログギフトなど。いわゆる「消えもの」が無難です。

そして何より効くのが、子ども本人からのお礼。ランドセルを背負った写真を添えたお礼状や、たどたどしい字で書いた手紙は、どんな品物よりも喜ばれます。祖父母には品物より、入学式の写真と一緒に「ありがとう」の一言を届けるほうがずっと嬉しいはずですよ。わが家も上の子の入学時、義母から「写真が一番のお返しよ」と言われて、肩の力が抜けました。

辞退したいときの、角が立たない伝え方

「気持ちはありがたいけれど、お返しが大変だから辞退したい」「親戚同士でやりとりをやめたい」というケースもありますよね。とくにきょうだいが多いと、毎年どこかの子が入学するので延々と続いてしまいます。

丁寧に辞退するコツは、「相手を否定しない」「代替案を示す」「早めに伝える」の3つです。

  • お互いさまの負担を理由にする — 「うちも○○ちゃんのときにお返しさせてもらうことになるし、お互い大変だから、これからは気持ちだけで十分にしませんか」
  • 感謝を先に伝える — 「いつも気にかけてくれて本当にありがたいんだけど」と前置きしてから本題に入ると、断られた感じがしません
  • 代わりの形を提案する — 「会ったときに子どもに一声かけてもらえるのが一番嬉しい」「今度みんなでごはんに行こう」など、関係を続ける意思を示す
  • タイミングは年明け〜2月に — 相手が用意する前に伝えるのがマナー。もう買われた後だと、かえって気を遣わせてしまいます

すでに受け取ってしまった後で辞退するのは難しいので、その場合はありがたく受け取ってお返しをするのがスマートです。そして次の機会の前に、あらためて相談すればいいですよ。

ちなみに親族間でのお祝いのやりとりは、お年玉の相場ガイドで書いたことと同じで、足並みをそろえることが何より大事。自分の家だけルールを変えると、相手が困ってしまいます。きょうだいや親戚と一度きちんと話しておくと、その後何年もラクになりますよ。

よくある質問

Q. きょうだいが多い家に渡すとき、金額は全員同じにすべき?

同じにするのが基本です。上の子に10,000円渡したら、下の子の入学時も同額を。あとで「上の子のときは多かったのに」となると気まずいので、最初に決めた金額を全員に適用すると決めてしまうのがラクですよ。

Q. 小学校の入学祝いももらったのに、中学でもまた?

入学のたびにお祝いをするのが一般的な考え方です。小学校・中学校・高校・大学と、進学の節目ごとに渡します。ただし関係が遠い場合や、負担が大きい場合は「小学校と大学だけ」のように節目を絞る家庭もあります。親族間で相談して決めれば、それがその家のルールで大丈夫です。

Q. お返しをしなかったら失礼?

入学祝いは本来お返し不要なので、失礼にはあたりません。ただしお礼の連絡は必ずしましょう。いただいたその日〜翌日には電話やメッセージでお礼を伝え、可能なら子ども本人からも一言。これができていれば、品物のお返しがなくても関係がこじれることはまずありません。

Q. もらったお祝いは何に使うのがいい?

ランドセルや制服、学用品といった入学準備の実費に充てるのが一番自然で、渡した側も喜びます。余った分は子ども名義の口座に貯めて、将来の教育費に回す家庭も多いですね。何に使ったかを渡してくれた人に伝えると、「役に立ってよかった」と喜んでもらえますよ。長期の教育費を見通したい方は学費トータルシミュレーター学資保険シミュレーターで計画を立てておくと安心です。

Q. 高額なお祝いをいただいたときは?

相場を大きく超える金額(祖父母から10万円など)をいただいた場合も、基本的にお返しは不要とされています。ただし気になるなら3分の1程度を目安に。それより、入学式の写真を額に入れて贈る、食事に招くといった形のほうが喜ばれることが多いですよ。

まとめ:相場を知って、あとは「関係の深さ」で決めていい

入学祝いの相場は、祖父母なら10,000〜50,000円、おじおばなら5,000〜10,000円、友人なら3,000〜5,000円が中心。渡す時期は入学式の2〜3週間前まで、受験がある場合は必ず合格が決まってからです。

もらう側としては、お返しは本来不要ですが、親戚や友人にはいただいた額の3分の1〜半額を、1か月以内にが無難なライン。のしは紅白の蝶結び、表書きは「内祝」で子どもの名前を書きます。そして何より、子ども本人からのお礼が最強のお返しだということを覚えておいてください。

辞退したいときは、相手が用意する前の年明け〜2月に、感謝を伝えたうえで「お互い気持ちだけで」と提案するのが角が立ちません。

入学準備そのものにかかる費用や、進級のたびの買い替えについては進級時の学用品買い替え費用ガイドを、卒園・卒業の出費とあわせて考えたい方は卒園・卒業にかかる費用ガイドもあわせてどうぞ。家計全体のバランスは家計の節約カテゴリ家計簿バランスシミュレーターも参考にしてみてくださいね。

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